Blog執筆で若手メンバーのアピール力の向上にチャレンジ!
目次[非表示]
- 1.はじめに
- 2.Blog執筆活動による研鑽と貢献
- 3.チームワークと学び合い
- 4.活動計画と記事内容
- 5.終わりに
はじめに
企業がBlogを運営している主な目的に、自社の認知度とブランド力の向上があります。ネットワンパートナーズ株式会社(以下、当社という)では、取扱商材や技術動向、そしてイベント等の活動に係るトピックやアップデートなど、それぞれの分野のオーソリティーである社員がBlog記事を執筆しており、当社のパートナー企業様をはじめ、多くの皆様に閲覧いただき、ご評価いただいています。
一方、Blog記事は、専門性の高い商材知識や技術情報のような「尖って刺さる」 ものばかりでなく、より広範な読者層のために多様な視点や斬新なアイデアの表現もあって良いと考えています。筆者の所属するセールスエンジニアリング部 第4チーム(通称、TechDesk)では、将来のオーソリティーになるべくスタートラインに立ったメンバーに、カテゴリー領域を広げたBlog記事を書いてもらうことに組織的に取り組むことにしました。本稿では、その取り組み活動である “Challenge Blog” ついて、その一端を紹介したいと思います。
Blog執筆活動による研鑽と貢献
一般に企業Blogの運営担当者にとって、定期的な記事公開とSEO対策は重要な関心ごとで、そのためには「記事の質と量」及び「執筆者のリソース」を確保することが不可欠だと聞いています。しかし、Blog記事、特に「尖って刺さる」ようなものを執筆出来る者は限られており、その次の執筆者が尻込みしてなかなか現れないため、と自然増につながらないことは想像に難くありません。
そうであれば、Blog執筆者、つまり頭で考えて手を動かし、かつ語って書ける技術者を組織的に育成していくしかありません。育成するならば、若いうちからです。幸いTechDeskはテクニカルリードと運用リードメンバーを除くと、新卒入社後1年目と2年目の “超” 若手層のメンバーで構成される技術チームなので対象として打って付けです。そういった面々に、たとえば同じようなレベル・同じような立ち位置にいる世の技術者に向けてメッセージアウトを通じて組織・個人のアピール力を研鑽させることで、Blog運営にも貢献することを狙っています。他社様でも、多数の実践・実績があるとおりです。
チームワークと学び合い
さて、この "Challenge Blog" のメンバーは 、いわば将来のオーソリティーになるべくスタートラインに立って10歩・20歩あたり前に出始めたところなので、組織活動(チームワーク)についても習得してほしいところです。
そのうち一つを取り上げると、垂直コミュニケーションにおける相互学習です。2年目メンバーには、自身のBlog記事の執筆のほかに1年目メンバーの指導役を担ってもらいますが、逆に1年目メンバーから先行学習の成果を共有してもらいます。Blog記事など公開用の文章を書くために文書の構成・記述に加えて調査やコミュニケーションのスキルが必要ですが、1年目メンバーにはFY24新卒OJTの“新”カリキュラムで既にその辺り経験があります(詳しくは参考記事で)。しかし、2年目メンバーは未経験です。年齢・社歴に関係なく未知の部分を素直に教えてもらい受け入れる姿勢は、この先の成長と適応に役立つことでしょう。
■参考記事
活動計画と記事内容
2024年10月23日に1年目と2年目のメンバーと関係者が集まってキックオフを行いました。そこで合意された活動計画は、表1のとおりです。ちなみに筆者は、この活動のリード役であり、1年目・2年目のメンバー全員に対するメンター役(記事の校閲、相談・指導など)を担当します。
表1 活動計画
期間 |
Blog記事の執筆者 |
目標・補足 |
---|---|---|
2024年 12月末まで |
2年目メンバー(3人) |
|
2025年 3月末まで |
1年目メンバー(5人) |
|
表1のとおり、11月から翌年3月末までに、「1人1記事」を執筆することを目標にしています。1年目は、個人でもグループの共著でも構いませんが、「1人1記事」の原則は崩しません。
テーマは “Challenge Blog” のとおり、執筆者本人が業務活動で挑戦・試行した経験を交えた「当事者ならでは」のものであり、技術テーマだけに限りません。“超” 若手のつぶらな瞳に映ったところを生き生きと記述してほしいところです。たとえば、構築SI演習、社内セミナーのメイキング、製品担当SEへのインタビューなどが挙げられますが、こういった生の話・声は、社内外の技術者にとって、きっと需要があることでしょう。
なお、記述分量は、A4 2枚程度/以内を目安としました。もちろん、章立てして目次を付けて、図表や写真を掲載してのページ数(イメージ)です。執筆者の精神的な負担を減らし、簡潔にドキュメントをまとめるスキルを磨き、かつ読者様に気軽に目を通していただけるのが、この程度であると考えています。
終わりに
我々TechDeskの本業は、パートナー様からの技術問い合わせ(QA)の対応です。QAは年間約4,000件もあるので、本業で精一杯になるとオプションの活動は往々にしてフェードアウトしがちです。そうならないように、この場を借りて世に広くこの活動を紹介することで、最後まで頑張ることの宣言とします(笑)。これからBlog記事を計画どおりに公開していく所存なので、是非とも当社のBlogのトップページをブックマークして定期的にアクセスしてお読みいただけるようお願いいたします。
末尾になりましたが、ここで執筆陣のメンバー紹介をしておきます。当社のBlogにしばしば登場しているお馴染みの面々です。これから公開するこの活動によるBlog記事には必ずしも顔写真が掲載されるものではありませんが、「なるほど、このひと達が書いているのだな」と気に掛けていただけると幸いです。
写真1 Challeng Blog執筆陣の1年目・2年目メンバー
イノベーションセンター(netone valley)5階 PARKで撮影
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