NOP DevNet活動の軌跡
目次[非表示]
- 1.そもそもCisco DevNetとは?
- 2.これまでのDevNet関連のブログ記事
- 3.2021年の取り組み
- 3.1.NOP DevNet Communityプログラム(2021/04~2021/08)
- 3.2.FY21 2年目SE向けプログラム勉強会(2021/04~2021/08)
- 3.3.Cisco Japan Innovation Challenge 2021(2021/08~2022/02)
- 3.4.NOP DevNet Communityプログラム フォローアップセミナー(2022/01)
- 4.2022年の取り組み
- 4.1.NOP DevNet Communityプログラム(2022/06~2022/09)
- 4.2.Meraki-D1グランプリ(2022/07)
- 4.3.FY22 2年目SE向けプログラム勉強会(2022/04~2022/08)
- 4.4.NOP - Cisco Day 共同セミナー開催(2022/04)
- 4.5.Cisco Japan Innovation Challenge 2022
- 5.NOPで作成したプログラムの公開
- 6.おわりに
みなさま、こんにちは!
セールスエンジニアリング部の福井です。
今回はNOPのDevNetの取り組みについて、最新情報をお届けいたします!
そもそもCisco DevNetとは?
Ciscoはネットワーク業界のリーダー企業で弊社とも長年の取引がありますが、近年はネットワーク製品のみならずコラボレーション製品やSDN製品などにおいてプログラマビリティが重視されるようになってきています。
これらの製品を実際に導入・保守するエンジニアをサポートするプログラムがCisco DevNetです。
Cisco DevNetは無料のプログラムで、学習プラットフォームを使用出来たり、Sandbox、Learning Lab、APIサンプルコードなどが数多く掲載されています。基本は英語コンテンツですが日本語コンテンツもあります。
ここからはNOPが2021年と2022年にどのような取り組みを行ってきたかをご紹介いたします。
2019年、2020年の取り組みについてはこちらの記事をご覧ください。
これまでのDevNet関連のブログ記事
・これからのネットワークエンジニアに必要な武器とは?NOP DevNet取り組みのご紹介
・Cisco Innovation Challengeにチャレンジ!
・Cisco Intersight RESTful API に触ってみた。
・pyATS/Genieによるネットワーク構築作業の負荷軽減
・Webex(旧Webex Teams)でフォーム入力が使える!!?『カード』を活用して業務効率化!!
・Cisco社ブログ『最近話題の API や REST API ってなに? ~実践編~』を実践してみた(Webex)
・Webex Assistant Skillsを触ってみた。
2021年の取り組み
NOP DevNet Communityプログラム(2021/04~2021/08)
今後のネットワークエンジニアに求められるのは、ビジネスに応えられるスピードと運用負荷を低減 できる生産性です。それらの実現のためにはAPIやプログラム、自動化ツールの活用が求められます。 APIやプログラム、⾃動化ツールを学習・理解し使いこなしていただくための第⼀歩としてこのNOP DevNet Communityプログラムを企画しました。
NOP DevNet Communityプログラムはネットワンパートナーズ主催のネットワークプログラマビリティ支援のパートナープログラムであり、パートナー様内でのDevNet推進を始めるための教育プログラムとなります。
半年間の期間で合同教育プログラムを受講頂き、ネットワークプログラマビリティの初歩を習得していただき ます。
Ciscoから提供されるナレッジ・イベント情報をご提供し、ネットワンパートナーズ独自のコミュニティでパートナー様のDevNet導入をサポートし、将来的にパートナー様社内でDevNet推進の中核となり⾃主的な活動を⾏っていただくことを⽬指 します。
FY21 2年目SE向けプログラム勉強会(2021/04~2021/08)
NOP社内にてプログラム未経験の2年目SE向けに、プログラム勉強会を半年かけて開催しました!
内容としましては、座学でPythonの基礎を学び、実際にコーディング環境を構築し、POSTMANを使用してWebex APIの動作を確認し、最終的にPythonにてWebexへメッセージを送信するという流れを学習して頂きました!
上記勉強会を開催した後の参加者からのフィードバックとしては、初めてプログラムに触ったが、実際に動かしながら確認でき、質問もすぐに出来たので理解しやすかった半面、月1回開催で1回1回の間が長期間空いてしまっていたので前回の内容を忘れてしまっていたり、1回の開催時間が長かったりしたため、キャパオーバーしてしまったという意見もありました。
こういったプログラム勉強会を開催して、講師側としても得るものが多かったと感じております。
Cisco Japan Innovation Challenge 2021(2021/08~2022/02)
Ciscoが毎年開催しているInnovation Challenge2021にエントリーし、グランプリ賞とまでは行かなかったものの、オーディエンス賞という栄誉ある賞を頂きました!
出展した作品の詳細はCisco社の記事に動画付きで御座いますので、こちらをご覧ください!
NOP DevNet Communityプログラム フォローアップセミナー(2022/01)
4月~8月に参加いただいたパートナー様向けに、NOPが今まで作成したプログラムの紹介を行うイベントを開催させて頂きました。
発表させて頂いた内容は、「NOPのInnovation Challenge取り組み紹介」、「Cisco Security製品で出来る事例化」、「Cisco 不具合詳細取得自動化ソリューション」、「Meraki 設定自動化」などになります。
2022年の取り組み
NOP DevNet Communityプログラム(2022/06~2022/09)
昨年に引き続き、FY22もDevNet Communityプログラムを開催させて頂きました!
内容としては、NWプログラミングのトレンドについてや、Ansible・EEM・pyATS・SDNなどのツールについて、ノーコード・ローコード体験など、最新のトレンドを織り交ぜた内容となっております。
Meraki-D1グランプリ(2022/07)
Meraki D-1グランプリは、CiscoのMeraki製品を用いたアプリケーション開発などによって新しい価値を生み出す作品を作るコンテストとなります。
第1回目の開催となる今回、弊社はNOSと合同チームで参加し、審査員特別賞を受賞致しました!
Meraki MVでアイデア創出!Cisco D-1グランプリ受賞の裏側を参加メンバーに聞く
FY22 2年目SE向けプログラム勉強会(2022/04~2022/08)
FY22の2年目向けプログラム勉強会は、3年目SEとなったFY21受講者が講師として勉強会を開催し、若手によるプログラム勉強会のサイクルを確立するという事を実施しました。
自分たちが受講者だった時に解り辛かった個所や、不安だったところについて、自分たちなりに工夫して後輩に伝えることにより、講師陣のプログラム理解度も上がると同時に、受講者側もさらに分かりやすい勉強会となっていく仕組みとなっております。
この勉強会はFY23以降も続け、NOPの恒例行事として開催していこうと考えております!
NOP - Cisco Day 共同セミナー開催(2022/04)
2022年4月21日、22日の2日間、Ciscoが推進するCisco CX、DevNetをテーマに、有識者をお招きして、今後変容していくビジネスモデルや海外の最新トレンドなど、皆様の提案活動に、今日から役立つ情報をご紹介するというセミナーを開催させて頂きました!
Cisco Japan Innovation Challenge 2022
今年度のInnovation Challengeについて、まだ開催は決まっておりませんが、現在社内にて参加に向けて鋭意準備中となります!
NOPで作成したプログラムの公開
DevNet活動の一環として、NOPで作成したサンプルプログラムの内容をブログにて公開しております!
詳しくは下記の記事をご覧ください。
Cisco製品(Umbrella、Meraki、IOS関連)のAPIを利用したツール
Cisco製品以外(SCADAfense、PaloAlto、Mist、OPSWAT)のAPIを利用したツール
顔認証、検温とCisco ISE、Webex を組み合わせた開発
SCADAfence PlatformとSOARを利用したセキュリティ運用自動化
おわりに
NOPとしてはDevNet活動をこれからも盛り上げていこうと考えておりますので、一緒に盛り上げて頂けるパートナー様を常に募集しております!
また、DevNet活動における弊社へのご要望など御座いましたら是非ご連絡下さい!!