
「役割を限定しない」挑戦の舞台~関西OJTで得た、新たな視点と学び~
はじめに
いつもパートナーブログをお読みいただきありがとうございます。ネットワンパートナーズ株式会社(以下、当社またはNOP)の2年目メンバーである筆者がまだ1年目メンバーだったころ、東京・本社を飛び出して大阪の西日本(関西)オフィスの西日本営業部を訪問する「関西OJT」に参加する機会がありました。本稿では、そこで感じ取った新たな視点と学びをお伝えします。本稿は、”Beyond Challenge” 記事の第7弾です。
「関西OJT」とは
まずは、「関西OJT」とはどのようなものなのかに触れておきます。 関西OJTは、当社の新入社員研修の一環として毎年実施されているもので、1年目メンバーが当社の西日本(関西)オフィスに2日間出張し、西日本営業部の方々と交流するものです。関西OJTの目的として、OJT事務局から提示いただいた主な課題は次の4つです。
• 西日本オフィスの見学
• 営業・技術が一体になった西日本営業部の雰囲気の体感
• 同部技術チームのSE諸先輩との対面コミュニケーション
• 宿泊出張の諸手続きの実践
関西OJTは2日間の日程ですが、1年目メンバーの人数の都合で2グループに分けることになりました。西日本営業部には2日間のカリキュラムをご用意いただき、私たち2グループを計4日間受け入れていただいたことに、深く感謝しています。
写真1 オフィス内の検証スペースを見学する様子
西日本営業部について
次に、西日本営業部の技術チームについて紹介します。西日本営業部は、新大阪駅至近にオフィスを構えており、西日本地域全域のお客様たるパートナー企業様をカバーしています。組織の基本方針として、「NOPの新製品・先端技術を市場に投入する」、「楽しみながらストレスなく働く」を掲げ、「セキュリティ・ネットワーク・ワイヤレスを主軸に主要ベンダー(Cisco、PaloAlto、JuniperおよびFortinet)の商材取り扱い強化」や「先進技術の技術支援」に注力しています。それらを通じて、当社の商材や付加価値を提供することが組織ミッションになっています。
西日本営業部に息づく実践的な連携スタイル
西日本営業部は、本社よりもコンパクトな人数規模ですが、その分、営業と技術が密に連携することが求められる組織でもあります。訪問して一目で、極めて実践的な業務遂行スタイルが特徴であると感じました。ここで「実践的」とは、パートナー企業様へ単に商品・技術を提供するにとどまらず、抱えている具体的な課題に対して多角的なアプローチで解決策を提案・提供する姿勢を指します。たとえば、月に一度開催されるパートナー企業様との定例会では、製品選定支援から案件情報の共有、さらにはエンドユーザ様案件の失注要因分析にまで及びます。つまり、技術面だけでなく戦略やビジネス面の洞察も交えて、現場のリアルな課題に深く踏み込んで議論を展開していると伺いました。これは、関西オフィスが本社と違い、製品担当者がそばにいない中でも、「メーカーとの継続的な連携とアカウントSEの主体的な行動が、顧客への最適なソリューション提供を可能にする」という組織的な取り組みが、高い対応力を支えているのでしょう。その中で、現場のSEが自らメーカーとの定例に出席し、最先端の情報をキャッチアップして提案力を磨いている姿は、自律して技術領域を広げて専門性を高めることの姿勢の表れの一つです。
経験豊かな社員が牽引する成長環境
西日本営業部では、前述のビジネス場面で、多種多様な業務にアサインされた社員の方々が、高い対応力と完遂力をいかんなく発揮していることに感銘を受けました。「西日本営業部でのスタートアップ経験」と題する講話では、本社から西日本営業部に異動された2年目、3年目の先輩方の貴重な話をお聞きすることができました。なかでも、データセンター移転に伴う予期せぬトラブルの切り抜け対応や、独自形式のBoxノートでの管理による抜け漏れのない同時並行案件の遂行は、現場SEとしてのスキルが実践経験でいかに磨かれているかを雄弁に物語っていました。また営業事例としては、顧客の特性に応じた在庫活用、技術勉強会の実施、ハンズオン教育を行うという定石的な活動の紹介がありました。さらに、特定のパートナー企業様に担当SEを配置して月次で技術定例会を開催するといった取り組みから、顧客ニーズと戦略に合わせ、現場主導によって顧客価値を最大化する「攻めの姿勢」を貫いていることが強く伝わってきました。西日本営業部では、こうした活動を通じて、「自分の役割を限定せず、自ら業務の幅を広げていく」という意識がキャリアの長短に関わらず自然と醸成されているのだと強く感じました。
本社との対比に見るコミュニケーションと文化
西日本オフィスは、東京・本社オフィスのリモートワーク主体の勤務体系(当時)と比較すると、出社率が高く、営業と技術の間で気さくな会話が頻繁に行われているのが特徴でした。社員の皆様が総じて気さくでフレンドリーな人柄であるように感じられるのは、密な対面コミュニケーションが組織全体の良好な雰囲気を醸成しているからでしょう。そして、素早い情報共有と迅速な意思決定、困り事を抱えたときにチーム全体でサポートし合う協調・協力をも生み出すベースにもなっていると推察します。ある先輩からは、本社に出張して会議を終えた後に西日本オフィスに戻ると、その会話のスピードのギャップに驚くという声を聞きました。そして少人数のオフィスならではのこととして、本業以外のオフィスの維持管理(些細なところでは、鍵開け、計画停電時の冷凍庫霜取りなど)を自ら行う必要があり、こういうところでも社員一人ひとりに当事者意識と責任分担が身に付いていて、本社とは違う動きが見られます。
また、カリキュラムの一環で、あるパートナー企業様の展示会にも同行させていただきました。出展している当社の展示を見学し、ほかのブースで他社のご担当者様と名刺交換をしてお話を伺うことは、一般の展示会での単なる来訪者の視点では得られない経験でした。ここでは、自身の視野を広げ、パートナー企業様のビジネス全体を俯瞰する機会になりました。
おわりに
筆者にとって関西OJTの2日間は、西日本オフィス・西日本営業部ならではの活気ある雰囲気を肌で感じ、営業と技術が緊密に連携して一体になってパートナー企業様に向き合う姿の一端を、間近で拝見する貴重な機会になりました。この充実した時間をもって、冒頭に掲げていた4つの課題を十二分に達成できたと考えています。ここで得た知見と気付きを今後の業務に最大限に生かし、筆者自身も諸先輩方と同様に活躍できるようになるために一層の成長を期していく所存です。
関西OJTは、例年9月頃に開催されていますが、FY25では都合により2月の開催になりました。研修(OJT)の一環として、1年目社員の全員を宿泊出張させてくれるだけでも稀なケースですが、年度末近い時期に調整にご尽力いただいた事務局の方々に、末尾ながら感謝を申し上げます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。





