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Cisco Unified Edgeが登場!今後のAI時代を支えるCiscoの新アーキテクチャを見てきました!

こんにちは!シスコ製品担当SEの齋藤です。

先日シスコ社のイベントで、新商品であるCisco Unified Edgeが実機展示されていましたので、写真を交えてご紹介したいと思います!

目次[非表示]

  1. 1.Cisco Unified Edgeとは?
  2. 2.写真で見るCisco Unified Edge
    1. 2.1.①シャーシ
    2. 2.2.②NFCタグ
    3. 2.3.③コンピューターノード
    4. 2.4.④ファン
  3. 3.最後に

Cisco Unified Edgeとは?

Cisco Unified Edge は、将来的なエッジコンピューティングを見据えたAI対応のモジュール型プラットフォームです。1つの筐体にサーバー機能、ネットワーク機能、セキュリティ機能を集約し、Cisco UCSで培った信頼性と実績をもとに、工場・物流・医療・小売などの分散拠点でAI推論やAIのワークロードを安全に、かつスケーラブルに動かすための、現場向けインフラとして設計されています。

従来のUCSとは異なるコンセプトで登場したわけですが、その背景にあるのは、AIの利用拡大により「データをどこで処理するか」「どう運用するか」といった前提が変化してきている点にあります。 昨今、AIの利用が活発になっていますが、AI活用が進むほど、データセンターだけで完結させることが難しくなってきます。 具体的には、映像・センサー・ログなど現場で発生するデータ量が増える一方で、それらをすべてクラウドのAIアプリケーションやデータセンターに集約して処理しようとすると、往復通信による遅延や回線帯域の逼迫・転送コストの増加がボトルネックになりやすくなります。 またセキュリティの観点から外部に出せない、あるいは出しづらいデータをクラウドで処理することが難しいケースもあるため、データが生まれる場所の近く(=エッジ)で処理し、分散的にAIを動かすアプローチが重要になっています。

一方で、エッジ環境には「拠点数が多い」「ITの専任がいない」「現地作業を減らしたい」という運用上の難しさがつきまといます。拠点ごとに機器や設定がばらつくと、導入・保守・更新・セキュリティ統制の負荷が一気に増え、スケールした段階で運用が破綻しがちです。 そこでCisco Unified Edgeは、単なるエッジ向けサーバーではなく、分散拠点にAI基盤を展開・運用することを前提に、運用まで含めてプラットフォーム化している点が特徴です。 特に、拠点数が増えるほどボトルネックになりやすい「展開」「運用」「更新」を、ゼロタッチ導入、集中管理(Cisco Intersight)、自動化によって簡素化し、大規模環境でも効率的に運用を回すことを狙っている点が大きな特徴です。

写真で見るCisco Unified Edge

①シャーシ

拠点や店舗への設置を想定しているため、本体は非常にコンパクトな設計となってます。
3RU(奥行18インチ/幅19インチ)のシャーシに、2つの冗長電源、2つの管理コントローラー、最大5つのモジュール(コンピューティングモジュールまたはネットワークモジュール)を搭載可能です。※ネットワークモジュールは来年度販売開始予定
ブレードサーバーのように各モジュールは簡単に抜き差しが可能なため、運用後の構成変更も容易に行えます。 Cisco Unified Edge は、データセンターのように空調や設備が整った環境だけでなく、工場やバックヤード、拠点ラックなどのスペースや作業に制約がある場所でも導入しやすいように設計されています。設置方法としては、19インチラック以外に、壁面への取り付けや、タワー型サーバーのように机の上や床に直接立てて設置できます。 また、筐体フロントにはセキュリティベゼルを搭載でき、現場設置で懸念されがちな物理的な持ち去りやいたずら、誤操作のリスクを低減できる点も特徴です。あわせて、ベゼルはエアフィルタとしての役割も想定されており、現場環境での運用を意識した作りになっています。

Cisco Unified Edge筐体画像

②NFCタグ

シャーシにNFC タグが埋め込まれており、Intersight モバイルアプリケーションとの通信が可能です。 これにより、専門の技術を持ったエンジニアが現地に行かなくても、現地の担当者がスマートフォンを使ってIntersightに登録することができます。その後は、Intersight上で作成した設定プロファイルをインターネット経由でデプロイすることができ、シンプルなオンボーディングとゼロタッチプロビジョニングを実現しています。

③コンピューターノード

モジュールは手2個分のサイズで、以下のコンポーネントを搭載可能です。
・CPU:12、20、32 コアから選べるXeon 6 プロセッサー
・メモリ:最大768GBのDIMMメモリ(8スロット)
・ストレージ:最大120TBのE3.S ドライブ4基もしくは最大960GBのM.2 SSD 2基
・GPU:NVIDIA L4(将来的にはRTXもロードマップに含まれています)
・その他:25Gの管理用NIC / 10 GbpsのRJ45ポート

参考資料:
https://www.cisco.com/c/dam/en/us/products/collateral/servers-unified-computing/unified-edge/csm-4881-cisco-ucs-xe130c-m8-compute-node.pdf

④ファン

静穏設計の80mmファンを搭載しており、上部もしくは背面の2方向から取り外しが可能です。

最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本記事では、Cisco Unified Edge の登場背景とコンセプト、そして実機写真を交えた構成イメージをご紹介しました。 「もう少し詳しい構成例が知りたい」「自社のユースケースに当てはめるとどうなるのか?」など、より詳細な情報や検討の進め方についてご相談がありましたら、弊社担当営業までお気軽にご連絡ください。

ご要件に合わせて、PoCの進め方や構成検討のポイントも含めてご支援いたします。

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