ランサムウェア対策としてのDruva inSync
数年前に"WannaCry"が猛威を振るって以来、しばらくのあいだ話題に上らなくなっていたランサムウェアによる被害ですが、コロナ禍による在宅勤務・テレワークの増加に伴い、再び猛威を振るうようになってきました。
IPA(情報処理推進機構)が公開している"情報セキュリティ10大脅威2021"でも組織部門における脅威の1位に挙げられるようになっています。
ランサムウェアとは
ランサムウェアとはマルウェアの一種です。
これにコンピュータが感染するとデータを暗号化されたり、アクセスがロックされるなど所有者による使用ができなくなります。
多くの場合、それを解除する代償として身代金を要求されますが、仮に払っても復旧できなかったり、復旧できたとしてもその後の対処に多大な時間と工数が必要になってきます。
現在可能なランサムウェア対策はいくつもありますが、そのなかの重要な一手としてバックアップの取得があります。
バックアップを取得していれば攻撃者に対して身代金を払うことなくシステム及びデータを復旧し、業務を継続することが可能です。
バックアップも被害に
しかし最近の被害の中ではバックアップシステム自体が暗号化の被害を受け、データの復旧が困難になった事態も発生しています。
このような状況の場合、仮にバックアップデータをクラウド上に挙げていた場合でもバックアップシステムの復旧を行うなどの大掛かりな作業(実際は再構築になる可能性も)が必要となります。
Druva inSyncによる対策
しかしながらDruva inSyncを使えばランサムウェアや攻撃者による被害を限定的なものに抑え、早期に業務再開を図ることが可能です。
攻撃者は多くの場合、社内システムまでは攻撃対象とすることが可能ですが、全く別のシステムとしてクラウド上に構築されたDruva inSyncに対しては手を出すことができません。結果として組織は基盤・データ共に健在のまま、業務再開が可能になります。
ランサムウェア対策専用インタフェース
またDruva inSyncのオプションでは、ランサムウェア自体の検知や、被害からの復旧も行える専用のインタフェースが用意されています。
バックアップだけではない、Druva inSyncをぜひご検討ください。
ご不明点、気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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