ネットワンパートナーズのSASEビジネス推進の取り組み
1.はじめに
New Normal以前よりリモートワークを推進しているネットワンパートナーズでは新型コロナ感染拡大後はほぼ出社せずに仕事をこなしています。快適な生活のために観葉植物を育てていますが、最近はキノコバエが増えて少し悩み始めているビジネス開発部の林です。2年前にPALO ALTO IGNITE2019をレポートしましたが、今年もサイバーセキュリティを担当しています。
PALO ALTO IGNITE2019をレポート<前半>
PALO ALTO IGNITE2019をレポート<後半>
ゼロトラストセキュリティが大きな盛り上がりを見せている中、SIer様を始めとする各リセラー様では、SASEソリューションのご提案も増加していることと思います。
ネットワンパートナーズでは、パロアルトネットワークス社 Prisma Access 製品を中心にリセラー様のSASEビジネス拡大をご支援しています。
Prismaのご紹介はこちら
今回はネットワンパートナーズがリセラー様にご提供可能な支援策をいくつかご紹介します。
2.求められる技術要素とリソース、課題
既にSASEの構成要素などは皆さまご存知の通りですが、大きく定義すると
「①セキュリティ機能と②ネットワーク機能を③単一のクラウドプラットフォームに集約して、安全かつ迅速なクラウド トランスフォーメーションを可能にするフレームワークのこと」
となります。
ということは①②③つまりセキュリティとネットワークとクラウドすべての理解が求められることになります。
Prisma Access自体はこれらを単一プラットフォーム・単一ライセンスで提供可能であるため、比較的導入が容易な製品ではあります。
ただし、ネットワークデザインを考慮した段階的な導入ステップ検討、導入前のPoC実施、セキュリティポリシー実装検討、ドキュメンテーション等のワークに加え、提案時からコンサルティング要素を盛り込む必要があったり、深刻化するエンジニアの人材不足の中で組織内でのリソース配分に苦慮されている声を多く聞きます。
また、組織的な課題として、ネットワーク、セキュリティ、クラウド、それぞれにエンジニアがいて、高度な専門知識で顧客支援を行っており、もっと言えば部門横断的にエンジニアを結集し、案件にあたることもあるかと思います。
課題をまとめると・・・
●プリセールスエンジニアの案件ごとのアサイン
●PoC環境などインフラの整備
●運用設計、手順などのドキュメンテーション
このような状況で、案件が複数重なるとどうしてもエンジニアのリソースが不足していく現状があります。
3.ネットワンパートナーズのご支援内容
ネットワンパートナーズではリセラー様のPrisma Access販売を支援するいくつかのメニューをご用意しています。
●製品情報提供:製品勉強会、リモートハンズオン
●技術情報提供:NOP Tech Info を活用した情報発信
SEによるQAサポート(ご対応状況は担当営業へお問い合わせください)
●PoCサービス:準備中
●構築支援のご相談
随時ご相談を承りますので、担当営業へお声がけいただければ幸いです。
4.ネットワンパートナーズが行っているプロモーション活動
また、製品主幹の皆さまが実施されている各種プロモーション活動の中でも同様に、案件数増加によるリソース不足が起こっており、リード獲得施策やその活用まで手が回らないといったお声も多くいただきます。
ネットワンパートナーズではリセラー様のプロモーション活動をご支援しております。
●リセラー様との共同webinar
メディアを利用した集客支援
コンテンツのご提供・登壇
●ホワイトペーパー作成
メディア掲載による獲得リードのご提供
●テレマーケティング協力
など
5.まとめ
新型コロナの影響でリモートワークが既に定着し、Prisma Accessによるモバイルユーザーの収容が進む中、拠点やDCへの拡大も進む傾向にあり、昨年度よりご相談件数が各段に増えております。ハードウェアに比べ、納期の影響も少ないクラウド製品へ検討を移行していく傾向もさらに加速しているように思います。
ご検討時には、是非弊社担当までお問い合わせください。