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NetAppの魅力を解説・FASストレージ3つの特徴


目次[非表示]

  1. 1.1. シングルアーキテクチャでエントリーモデルからハイエンドモデルまで対応
  2. 2.2. RAID-DPやWAFLなどコア技術
  3. 3.3. 7Modeから、clustered Data ONTAPに

 前回までNimbleをご紹介してきましたが今回はNetAppのFASストレージをご紹介します。

一般的には、NetAppの方が知名度が高くNimbleは後発ということもあり、多くの方はNetAppの方が初めに触れる機会が多いと思います。私はその逆でした。Nimbleを経験したあと、現在NetAppを勉強中です。まだまだ勉強中である私ですが、NetAppの魅力をご紹介していきたいと思います。


NetAppといえば人気のストレージで、弊社取扱いストレージの中でも定期的にお客様から指名して頂けるほど認知もありますし、ここのところ昨年以上に成長をし続けているように感じます。

私はインフラに関わる業務を十数年経験させてもらっておりますが、昔のイメージだとFCなどブロックストレージの方が早く障害時に安定しているという考えを持っていました。今でもその考えを捨てきれてはいません。

とはいえ、時代は変わり技術の進歩も大きく進み、10Gネットワーク普及によりNFSでも十分高速なことや、ストレージへの処理をオフロード化、ストレージのユニファイド化、多機能化など昔のシンプルなストレージ機能で十分だったブロックストレージイメージでは対応できない利用状況が多くなってきました。そんなニーズにマッチしているのが、NetAppのストレージになります。
http://www.netapp.com/jp/products/index.aspx

NetApp


NetAppのストレージでは、幾つかシリーズがありますが、今回はFASシリーズについてご紹介します。

弊社の取り扱い商材の宣伝になってしまいますが、ストレージだけだとサーバとの相性はどうなの?と不安に思われるお客様もいらっしゃいます。そんな時にCiscoのUCSサーバと組み合わせ、事前に接続検証や動作検証を実施した垂直統合型リファレンスアーキテクチャがあります。このリファレンスアーキテクチャ FlexPod を用いることにより、お客様には導入時間を短縮し、早期サービスインを実現することが可能になります。

http://www.netapp.com/jp/solutions/flexpod/index.aspx

FlexPod

また、リファレンスアーキテクチャをうたいつつ、先進的な技術にもアグレッシブに進められております。ACIや、VVOL、UCS Director、クラウド連携など他ベンダーとの協力をし、いち早く対応されております。それにオンプレにも、クラウドのどちらでも適用することができ、万能で非常に優秀なストレージとなっており、私の中で日々存在感を増しています。

このような取組を継続されていることもあり非常に前向きな会社なんだと感じています。 それが一つの要素にもなっているのかも知れませんが「働きがいのある会社」に5年連続でランクインされています。

http://www.netapp.com/jp/company/news/press-releases/news-rel-20150213-784228.aspx

継続は力なりという言葉もありますが、5年連続は凄いですね。良いところは是非マネをさせて貰いたいと思います。

それではFASシリーズの3つの特徴をご紹介致します。


1. シングルアーキテクチャでエントリーモデルからハイエンドモデルまで対応

操作を一つ覚えてしまえば、ハイエンドだから操作が変わるという訳ではなく同じ操作性で扱えます。それに、GUI/CUIの両方を揃えており、普段の運用時にはGUIで視覚的に簡単に分かるようになっているのと、初期導入時などはCUIで操作することが出来るのは嬉しいですね。

NetApp FASシリーズラインナップ


2. RAID-DPやWAFLなどコア技術

RAID-DPは2重ディスク障害からデータを保護します。それってRAID6と違うの?と疑問に思いましたがRAID4をベースにパリティを2重化した独自技術で特許を取得されてます。また独自ファイルシステムWAFL(Write Anywhere File Layout)と組み合わせ、パフォーマンスを犠牲にしないことを実現しています。こちらは7mode時代からあり枯れた技術でもありNetAppのFASストレージの中核を担う技術と言えます。

RAID-4とRAID-DPの比較図


3. 7Modeから、clustered Data ONTAPに

長年FASを支えてきた7Modeから、クラウド基盤を構築するのに最適なclustered Data ONTAP(cDOT)が登場してきました。そのcDOTも間もなくバージョン 8.3の正式リリースも控えております。このcDOTを利用することにより、物理レイヤーと、論理レイヤーを切り離すことで、オンラインでの拡張による容量拡張や、ノード追加による性能拡張に対応しており、より柔軟な拡張性が出来るようになりました。また、透過的にデータを他ノードへ移動することや、機器のリプレースなど、より高い運用性を実現可能にしています。

論理レイヤと物理レイヤを分離したアーキテクチャ


最後に余談になりますが、前回までご紹介していたNimbleの主要メンバーには、元NetAppでWAFLの開発に携わっていた方もいらっしゃり、Nimbeの製品はNetAppと考え方が近いなーという印象を持ちました。

弊社はNimbleの他にもストレージを取り扱っていますが、各ストレージでの特徴を抑えつつ最適なストレージを今後もご提案できればと考えております。