HyperFlex 3.5 アップデート

こんにちは。プラットフォームを担当している清水です。

過去にHyperFlexについて記載したBlogもありますので合わせて読んで頂けると幸いです。

HCI界の超大型ルーキー"Cisco HyperFlex"

新生HyperFlexバージョン3.0の特徴!~もうルーキーとは呼ばせない~


まずは、嬉しいニュースからお伝えします。
最新のマジック・クアドラントから発表された 、hyper-converged system資料(2018年11月発表)では、今までCiscoはChallengersポジションで評価されてましたが、Leadersへ代わっております。他メーカーさんは大きな動きが無い中、CiscoのHyperFlexが評価されていることを表しているかと思います。(マジック・クアドラント資料の掲載は割愛させて頂きます。)
だからという訳ではありませんが、認知が広まってきているおかげで最近老舗のHCIと比較対象とし、パートナー様よりHyperFlexへのご相談を頂く機会が増えてきたと感じております。
この後記載しますがVersion3.5へアップデートされたことで、より良い製品になってきたと思います。

それでは、10/16にリリースされたHyperFlex最新バージョンである3.5(1a)について紹介します。

今回のバージョンアップに伴い、幾つか機能が追加されておりますが今回はその中から3つご紹介致します。
まず1つ目に、HyperFlexはCisco製品の特徴としてVICが利用されてます。(VICの紹介はこちら
このVICは今までのバージョンだと1枚しかサポートされておりませんでしたが、VICの複数枚構成することがサポートされました。これによりネットワークデザインがより拡張可能となったり、物理VICカードの冗長化に対応し、自動フェールオーバーも可能となり、より可用性も向上しております。



2つ目に中堅・中小企業 リモート・ブランチオフィス向けの製品として、HyperFlex Edgeという機能制限があるモデルがあります。Edge構成は今まで1Gbpsのネットワークしかサポートされておりませんでした。今回のバージョンにより10Gbpsがサポートされました。これにより、今まで以上に適用範囲が広がってきます。


最後に、HyperFlexの管理GUIでHX Connectにも機能追加がありました。HX Connectのアップデート画面からESXiのアップデートが可能となりました。今まではH/WのFirmware関連や、SDSに関する機能のアップデートが可能でした。今回のバージョンアップにより、ESXiのローリングアップデートが可能となり、DRSが有効な環境なら仮想マシンを停止することなく、アップデート可能となりました。今までは仮想マシンの配置やホストのメンテナンスモードに遷移等考慮が必要となりましたが、HX管理画面からアップデート可能となったことにより運用負荷軽減に繋がります。実際に検証機でアップデートを試してみましたが非常に簡単な操作で1台辺り、仮想マシン移動、ESXiのメンテナンスモード、アップデート、メンテナンスモード解除まで一連動作を10分程度の時間にてアップデートが出来ました。

また、HyperFlex3.5で注意して頂きたい点として、執筆時点(2018年12月)でまだvSphereは6.7に対応しておりません。今後対応する予定となっております。

以上簡単ではありますが、HyperFlex3.5へバージョンアップに伴い機能追加をご紹介しました。
バージョン4.0のお話しも聞こえ初めており、今後もHyperFlexから目が離せません。

清水 敏光(しみず としみつ)

清水 敏光(しみず としみつ)

3人の子供と2匹の猫がいるイクメンエンジニア。現在はプラットフォームの製品担当として活動中。

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