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VDIは本当にコスト削減になるのか?

こんにちは! ネットワンパートナーズ ソリューション事業部 セールスエンジニアリング部の森居です。

ここ数回、VMware EVO:RAIL の記事を書かせていただきました。

おかげ様で、NetOneが日本最初のEVO:RAILを受注し、既に数件、お客様に納品を完了しております。なんと、国内最初の案件は金融機関様でした。こちらは、まもなく公開事例としてご紹介できると思いますので、お待ちいただければと思います。(お客様がEVO:RAILに惚れ込んだ理由など生の声が聞けるハズです!)

EVO:RAILは弊社で国内在庫を持っているのと、初期セットアップが非常に短期間で実施できるので、お客様のすぐ欲しいというリクエストにもおこたえできます。

さて、今回はEVO:RAILは一旦お休みして、非常にお問い合わせの多いVDI(デスクトップ仮想化)についてご紹介できればと思います。
今回のBlogのゴールは、VDIでコスト削減って言うけれど、本当にコスト削減になるのか、どんなメリットがあるのかをご理解いただければと思います。


目次[非表示]

  1. 1.VDIは本当にコスト削減になるのか?
  2. 2.VDIの本当のコストメリットはどこにあるのか?
  3. 3.実際のところどうなの?


VDIは本当にコスト削減になるのか?

結論から申し上げます。
誤解を恐れずに言うと、従来のデスクトップ型やノート型などのクライアントPC(ファットクライアントといいます)とVDIとで、初期導入費用だけ比較するとVDIの方が高いです。

VDIは、初期にサーバー、ストレージ、デスクトップ仮想化ソフトウェア、それぞれのメーカー保守などの費用と役務では要件定義、設計、構築、運用に関する費用が生じます。

では、どうしてたくさんの企業がこぞってVDIを導入しているのでしょうか。  


VDIの本当のコストメリットはどこにあるのか?

実はNetOneグループも、全社員・協力会社含む約4000人規模のVDI基盤を社内導入しています。
NetOneでは、ただ単にVDIを入れるということではなく、ワークスタイル変革の一環として、VDIを導入しています。
天王洲に本社機能があった頃(物理オフィス) から比較して、なんと22億6152万円のコストメリットがあったと計測しています。

NetOneグループのワークスタイル変革のコストメリット

                         NetOneグループのワークスタイル変革のコストメリット
 
表のご説明をいたします。
まず、縦軸の内訳の例です。
<CAPEX:設備投資>

社員貸与PCのハード、ソフトウェアコスト、VDIシステム導入コスト、ビデオ会議システム導入コスト など

VDIシステムなどの導入にコストがかかり、物理オフィスから移行期オフィスにはマイナスになっています。

<OPEX:運用コスト>

社員の国内移動、出張に伴う交通費支給総額、VDI運用管理コスト、端末故障からの復旧に要する利用者コスト、オフィス賃貸コスト、印刷コスト、年次変更に伴うオフィスレイアウト変更コスト など

全社員が自分のPCからテレビ会議に参加できるため、わざわざ遠距離から出張してくる必要がありません。また、手元の端末が故障してもデータはデータセンターのストレージ上にあるため、端末交換をするだけですぐに仕事に戻れます。

<リスク管理>

オフィス罹災時の業務継続リスク、パンデミック・交通マヒ時の業務継続リスク、PC盗難・紛失にともなう情報漏洩リスク、ウイルス定義ファイル・セキュリティパッチ適用漏れによるセキュリティリスク など

東日本大震災などの大規模な災害が発生した場合でも、弊社はインフラを支える企業ですので、企業活動がストップするのは大きなリスクです。また、PC紛失などの情報漏洩が発生すると、非常に大きなコストがかかりますし、お客様の信頼も損なわれます。

<生産性>

社員の出勤、国内移動、出張に伴う時間コストの削減効果、残業時間数の削減効果、顧客対面時間の増加 など

  次に、物理オフィス、移行期オフィス、仮想オフィスのフェーズは以下の通りです。私も一利用者ですので、個人的に特に助かっている部分を黄色にしてみました。クリックすると大きくなります。

NetOneのワークスタイル変革フェーズ

                                       NetOneのワークスタイル変革フェーズ

ポイントは、初期導入時にはコストがかかるが、適切な制度設計(経営層の理解、適切な規程)により、導入コスト以上のメリットがあるということです。

実際のところどうなの?

現在の会社の制度、システムのおかげで、テレワークがとってもやりやすいです。VDIに加えて自宅でもテレビ会議に参加できますので、お客様先に伺う以外はほとんどテレワークができてしまいます。

NetOneのSolution Briefing Center (SBC) でも、ワークスタイル変革デモをご紹介しております。デモにお越しいただく際には、デモルームでのデモに加えて、イノベーティブオフィスのご案内もしており、社員が自由な環境で働いているところを実際にご覧いただけます。 パートナーの皆様にはNetOneの数多くのVDI提案・導入ノウハウ(機器、制度設計など)を活用いただき、エンドユーザー様へのご提案をお手伝いできましたら幸いです。また、弊社のSBCでのデモテクニカルセンターでの検証など、エンドユーザー様にお越しいただき、ご活用いただくこともできますので、どうぞお気軽に担当営業までお声掛けください!こちらからお問い合わせいただくこともできます。

最後に、あまりいらないかもしれませんが、私の自宅での仕事風景です。  

筆者の自宅での仕事風景

27インチx2枚のディスプレイがあるので、ドキュメント作成や検証などは会社より自宅の方がはかどります。このBlogも、2/5(木)の午後、雪が降ってくる前に帰宅して、自宅で書いております。移動時間もかからないし、できることなら毎日テレワークしたい。。。 私はNetOneの現在の社内制度、VDI・ユニファイドコラボレーションがあって、本当に働きやすいと感じています。

さて、次回以降は、NetOneが過去に構築してきた数多くのVDIの中から、NetOneの推奨構成の機器、ソフトウェアなどをご紹介していきたいと思います。VDIはちょっとでも設計をミスってしまうと、利用者に大きな不満を与えて使ってもらえなくなってしまいます。NetOneでは過去の事例から安全かつコスト効率の良い構成を追求しています。そのあたりのナレッジなども出していければと思います。

<参考資料> NetOneの社員が書いている「ネットワンシステムズ流 働き方革命 連載コラム」というのもありました~。もしよろしければ、こちらもご覧ください。 http://www.netone.co.jp/special/column.html

次回もお楽しみに!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!