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若手SE奮闘記(ゲーマー本田のネットワーク測定①)

初めまして! 私、本田と申します。<(_ _)>

ブログを書くのは初めてですが、分かりやすく読んでいて楽しいブログを目指して頑張ります!)^o^(

さて、今回お話するテーマは、、、これです!! 本日のテーマ:導入するルータやスイッチのパフォーマンスは本当にそれで大丈夫?? トラフィック測定器を使って実際に確かめてみよう!

(注意)トラフィック測定器の詳細な設定方法等は、本ブログでは割愛します。

 トラフィック測定器で何ができるの?というイメージをお伝えする内容となります。


目次[非表示]

  1. 1.◆性能試験を実施しているイメージ
  2. 2.◆性能試験を実施した事例
  3. 3.◆終わりに



・・・ところでみなさん、ゲームはお好きですか? ゲーム機のプレイステーション4とWiiUの画像

私はかなりのゲーマーで、最新のゲーム機はすべてそろえています(最近PS4買いました!値下げ前に買っちゃったのでちょっとショックです。。)。 休日になるといつもこんな感じです。 テレビゲームに興じる男性のイラスト

やったことが無い新しいゲームってなかなか買ってまでやろうっていう気になりませんよね!(本当に面白いか不安ですし。。) 新しいゲームソフトを購入する前に悩んでいるイメージ

ネット上の評価は★★★★☆だったり、ゲームを売っているメーカーがどれだけ面白いよ!と宣伝をしていても、「本当かな~?買って損しないかな~?」って私は考えちゃいます。

そんな時!「体験版」(無料)があったらみなさんどうですか? 買う前に、気になっていた新作ゲームが本当に自分にマッチしているのかを確かめることができるから安心して新作ゲームを買えますよね!

無料体験版のイメージ

要するに、この「体験版」がネットワークでいう「トラフィック測定器」なのです! 体験版とトラフィック測定器が共通しているイメージ

…..さて、私がゲーマーだということを理解していただいたところで、まじめにもう少し分かりやすくトラフィック測定を行う意味をご説明します。(笑)

みなさんは機器選定をする際、きっとまずはメーカーのデータシートをご覧になりますよね。   通信速度等が記載されているデータシートを読み悩んでいる女性

そのデータシートどおりに機器選定後、本番環境でテストしてみたら、実際は約半分の性能しかでなかった(!)、という経験はお持ちでないでしょうか。


データシートどおりの性能が得られなかったケースのイメージ


もしお客様の環境でこのようなトラブルが起きてしまったら、大変です。

最悪、機器選定の見直し=コスト増とスケジュール手戻りなど大幅にプロジェクトの進行をビハインドしてしまうなど、リスクが生じる可能性があります。

機器選定の見直しやスケジュール手戻りのリスク

つまり、メーカーの方で発表される性能というのは、あくまでも一番条件のよい環境で測定したベストエフォート値ということになりますので、本番で導入するシステムにそのまま当てはまらないことが多いです

そのため、このようなトラフィック測定をご依頼いただくことが多いのです。


◆性能試験を実施しているイメージ

トラフィック測定器の活用方法をご紹介します。 例えば、ルータ2台のパフォーマンスを知りたい場合、以下の様なとっても簡単な構成で測定できちゃいます。

ルータ2台の性能試験を実施しているイメージ


※測定器に「IXIA」という機械を用いています。 測定器『IXIA』。IXIA社が提供するトラフィック測定器。IMIXトラフィック RFC2544のようなテストスクリプトが用意され、OSPFやBGPのルータをエミュレートできる  


測定器上で流したいトラフィックの詳細な設定をしたら、あとはトラフィックを流すだけです。 トラフィックは双方向で流れ、ルータのパフォーマンスを測定します。

先程の構成図で、6百万ほどのパケットを双方向(A⇔B)に流してみましょう。 600万パケットが2台のルータを双方向に流れるイメージ

測定結果のイメージはこんな感じです(以下ご参照ください)。

測定器のGUI上で表示され、とっても分かりやすく結果を確認することができます。

測定結果のイメージ  

ちなみにこちら(上図)の結果より、この程度の負荷でしたらパケットをロスすることは無いということを確認できました。

  • ※Tx Frame:A⇒Bのパケット数(Aが送信したパケット数)
  • Rx Frame:B⇒Aのパケット数(Aが受信したパケット数)
  • Frames Delta:バッファに残っているパケット数
  • Loss %:パケットロス率(Tx Frame = Rx Frame + Frames Deltaになればロス率0%)

測定器を用いて機器のパフォーマンスを見る際、主に以下の3点をチェックすることが多いです。

  機器のパフォーマンスを見るときの注意点。1測定対象機器のCPU使用率。2測定対象機器のメモリ使用率。3パケットロス率  

①~③をチェックをすることで、測定対象の機器が特定のトラフィック条件下で問題なく動作するかを確認できるわけですね。

これで自信を持ってお客様に「この機器でお客様のご要件を満たせます!大丈夫です!」と言うことができます!


◆性能試験を実施した事例

続いて、実際に測定器を用いて測定した事例をご紹介します。実は先程お見せした構成図は、実例に基づいた簡易な構成図でした。

事例をご紹介できるようにもう少々詳細な構成図を以下にお見せします。

性能試験を実施した事例の構成図のイメージ

<条件>

  • ルータ間でGRE Tunnelを100個張る
  • 各Tunnelごとに128Kのフローを流す(合計12.8Mbps)
  • パケットサイズは7パターン(64,128,256,512,768,1024,1400Byte)を実施
  • WANの回線スピードは 100M/Full = メタル接続とする
  • LANの回線スピードは 1000/Auto = 光接続 とする

この条件下でパケットサイズが64Byteの場合(最も負荷がかかるパターン)の計測結果をお見せします。

【測定対象ルータのCPU使用率】

【各Tunnelごとの詳細情報(A⇒Bのトラフィック)】 各Tunnelごとの詳細情報 まとめますと、測定対象ルータのCPU使用率は30%で高負荷環境でも十分に耐えられることが分かります。また、各Tunnelのパケットロス率を見ても0%となっているので、パケットをロスすることもなかったようです。

よって、測定対象ルータはこの条件下で問題なく動作するパフォーマンスを持っていることを確認できました!


◆終わりに

いかがでしたか?(?_?) トラフィック測定器に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!(#^.^#)

ちなみに、弊社ネットワングループには国内最大級の技術研究施設を持っていて、 ラボにはこのような機械がたくさんあり、SEはこの装置を自由に使うことができます。

ネットワングループ ラボ内の様子


ラボに置いてある IXIA は、数千万円もするそうです。。(さまざまなインターフェイスやライセンスを準備しているのでかなりお高いのです)

さて次回は、測定器の設定方法など、より詳しく測定機について語っていきたいと思います! 是非楽しみにしていてください!

ゲーム好きな方がいらっしゃいましたら仲良くしましょう。(◉◞౪◟◉`) (最近MGO3 を始めました)


それではまたー(^_^)/~