最近の監視カメラでできること
こんにちは!ネットワンパートナーズでIoT技術スペシャリストに従事している砂川です。
今回は、最近の監視カメラでできることをいくつかご紹介しようと思います。
まず、監視カメラと言えば、街中やオフィスビル、商業施設などに、防犯用途で設置してあるのがすぐ思い浮かびますよね。この監視カメラは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、今後どんどんニーズが高まっていくことが予想されます。
この監視カメラなんですけど、これからはネットワークに繋いじゃったほうがいいと思うんです!
監視カメラをネットワークに繋ぐと、いろんないいことがあります。
例えば、どんないいことがあるかと言うと、
① 遠隔からあらゆる映像がリアルタイムで確認できる
② スイッチから給電できる(配線シンプル化)
③ 確認したい映像の時間が正確(統一できる)
④ モバイルデバイスでも映像確認できる
⑤ 過去の録画もどこからでも確認できる
などなど、といった感じです。
そうすると、次はあらゆるICTと繋がることができるので、用途によっては、監視カメラを監視だけで使うのではなく、人数カウントしたり、人の動線を分析したり、更には滞留を分析したり、属性を分析したり、顔を認証したり、車のナンバーまで識別したり、はたまた、カメラをセンサーとして利用するなど、多くの様々な可能性にも“繋がる”わけなんです。
これは実例なんですが、とある車のディーラーでは、事前にお客様のナンバーを登録しておき、お客様が車で来店されたら、カメラでナンバープレートを識別して、フロント、営業担当、整備担当のスマートウォッチに通知するといったことを実施していたりするそうです。すぐにフロントの人が“○○様”と言って対応してくれたら、なんかちょっと嬉しいですよね。
あと、車をよく運転するので、こんなのできたらすごいなーと思うんですが、交差点に監視カメラがあって、映像から交通事故だと判別したら情報として蓄積していって、頻繁に事故が発生する場所と登録されたら、その場所を走行する車のNaviに”交通事故多発地帯に近づきますのでご注意ください”とガイドしたり、地図上にヒートマップなどでアラート表示するなどすれば、もしかしたら、交通事故が低減するかもしれないですよね。
そして、ネットワークに繋ぐと言うことは、当然、セキュリティも考えないといけません。監視カメラとネットワークとシステム全体とセキュリティと・・・いろいろ考えないと実現できませんが、これら全部を我々がご支援できちゃうんです。
ネットワークカメラであればAxis、カメラを制御するソフトウェアであればGenetec、ソフトウェアをインストールするサーバであればCisco UCS、映像を貯めるストレージであればEMC Isilon、ネットワークであればCisco、仮想化基盤であればVM Ware、セキュリティであればPaloaltoやCiscoなど、トータルでご提供・ご支援いたします!
ご興味あれば、こちらをご参照いただけますと、もっとご理解が深まると思います。
是非、監視カメラを使ってデジタルトランスフォーマー(デジタルトランスフォーメーションですねw)しちゃいましょう!
出典 transformers.wikia.com