IoTを活用して小売店舗の売り上げを効果的に伸ばす方法

売上向上の施策、どこから手を付ければよいか、困っていませんか?


みなさん、こんにちは。ネットワンパートナーズでIoT技術スペシャリストをしている森居です。

今回は、小売店舗の売上向上施策をIoTを活用して効果的に実施する方法をご紹介します。


早速ですが、小売店舗の売上向上施策って言われて、何を思い浮かべますか?売り場の改良?新商品のPOP?呼び込み?色々とあると思いますが、、

売上向上の施策を考える前に、現在の店舗の問題点や傾向をきちんと把握できていますか?なんとなく、お客さんはたくさん来ているんだけど、売り上げが上がらない?一押しの商品の前に人が少ない気がする?

そう、多くのお店では、色々な施策を実施されていますが、実施前後でどのような効果があったかを計測することができていないのです。経験と勘で、なんとなく、人が増えている、減っているという具合にしかわからない事が多かったのです。


目次[非表示]

  1. 1.売上向上の施策、どこから手を付ければよいか、困っていませんか?
  2. 2.お客様がどこに向かうかわかったら、嬉しくないですか?
  3. 3.お客様がどの棚の前にいるかわかったら、嬉しくないですか?
  4. 4.他の店舗と比べて、先週と比べて、売上がどう変わって、お客様の来店者数がどう変わったかわかったら、嬉しくないですか?
  5. 5.経験と勘だけに頼っていませんか?
  6. 6.何を使えばできるの?
    1. 6.1.詳しい資料やデモのご依頼、導入事例、お貸し出しのご依頼はこちらからお願いいたします。


お客様がどこに向かうかわかったら、嬉しくないですか?

店舗の入り口などにカメラを取り付けるだけで、お客様がどっちの方向に向かうかがわかっちゃうツールがあるのです。

RetailNext-方向マップ

売り場を変えてみて、その前後で人がどう動くのか見れたら、役立ちそうですね。

もちろん、入口に設置するので、来店されたお客様の人数も自動的に計測できちゃいます。


お客様がどの棚の前にいるかわかったら、嬉しくないですか?

こちらもカメラを使って、どの棚のあたりに人が多く立ち止まるかを、図で表したものです。赤いほど滞在人数が多いことを示しています。

Retailnext-KineticMap

これを使うと、一押しの商品の前にお客様が来てくれているのか一目でわかります。一押しの商品の売り上げが良くない、と思ったら、全然人が来ていない、という事などがこの図からわかります。そうすると、場所を変えてみてどうか、棚のまわりを変えてみてどうか、いろいろと試して、結果を見ることができますね。


他の店舗と比べて、先週と比べて、売上がどう変わって、お客様の来店者数がどう変わったかわかったら、嬉しくないですか?

カメラやWi-Fi、POSのデータを一括で収集して、すべてを比較できちゃうのです。

たとえば、下記の図では、全店舗の来店者数(POSを通した購入者数ではないですよ!)の推移、来店者数に対して購入者数の推移、各店舗ごとのトップ、ボトムなどなど、一覧でぱっと見えてしまいます。

RetailNext-DashBoard

また、Wi-Fiのデータを活用して、新規のお客様の割合、滞在時間なんかもわかっちゃいます。

これ、すごく便利じゃないですか?


経験と勘だけに頼っていませんか?

今回ご紹介したツールを使うと、機械が自動的に計測して可視化してくれるので、熟練した店長の経験と勘だけではなく、誰もがどこに問題があるかをイメージすることができます。また、同じ画面を現場や他店舗、本社などで共有できるため、効果的な現場の支援をすることができます。


何を使えばできるの?

今回ご紹介したのは RetailNext という小売店舗の改善に特化したクラウドサービスです。このツール1つで全てが確認できるため、一度使うと手放せなくなる、というお声を多数お聞きしています。

店舗に必要なものは、専用のカメラとインターネット回線だけ!クラウドサービスなので、迅速にサービスインが可能です。弊社ではお貸出しキットもご用意しております。


詳しい資料やデモのご依頼、導入事例、お貸し出しのご依頼はこちらからお願いいたします。


RetailNext のご紹介第一弾はここまで。次回は、RetailNextのイケてるBI(Business Intelligence)をご紹介します。ホント、最初からこんなに簡単に分析できるなんて、ズルいです。

あ、せっかくなんで、そのBI画面をちょこっとだけ載せておきます。

RetailNext-Business Intelligence

注目していただきたいのは、左側にある「測定基準」というものです。よくあるBIツールって、データを読み込ませて、どの値とどの値を組み合わせて~ってのを考えるのが結構大変だったりするのですが、RetailNextは「測定基準」が充実しているので、考えずに見たい情報を簡単に選べるようになっています。これ、お試しでもぜひ使っていただきたいです。一度使ったらハマりますよ!


はい、ということで、第一弾はここまでとさせていただきます。次回はBIをもう少し掘り下げていきたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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森居 英之 [ネットワンパートナーズ株式会社 マーケティング&ビジネス開発部 IoTソリューションチーム IoT技術スペシャリスト]


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