Moxa台湾でいろんな製品のハンズオントレーニングを受けてきた!
2018年度も引き続き、IIoT分野のビジネス開発を担当いたします、長澤です。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
この度、産業向けIoTという分野の接続をより進めていくためにネットワンパートナーズで取扱い、協業を進めているMoxa社のトレーニングに参加をしてきましたので、ご報告いたします。
Moxaは台北に本社がある産業向けコネクティビティのワールドワイドトップメーカーです
ということで、やってきました台北まで。
かれこれ、一年ほど前にも表敬訪問&ビジネスミーティングでお伺いしましたので、二度目でございます。
Moxaは台北の中心からMRTという地下鉄に乗って約20分ほどの「大坪林駅」という駅から徒歩15分ほどの場所に本社を構えています。
「全球科技特區」という漢字を見るに科学技術特区として設立されているオフィスビル群があり、こちらのオフィスビル群の中の一部にオフィスを設けていらっしゃいます。複数のビルがこんな感じでMoxaロゴが掲げられているので、さながらMoxa地区といっても過言ではない様子。
こういったオフィス街の一角で開催されるMoxaのトレーニング「2018Neophyte Technical Training」が2017年度終わり際に開催され、呼んでいただいた流れから、参加してきたのです。
Moxa Neophyte Technical Trainig の中身と成果とは?
年度末の時期に3日間も台湾までトレーニングに訪問をしてきましたので、もちろん何かしらの成果を出さなければいけません。
勿論3日間の缶詰トレーニング、かつハンズオン9:00-18:00位の時間は遊びのお時間はほとんどなくプレゼンを聞いて手を動かし続ける時間であっという間でした。
参加者はMoxaに新しく入社したメンバーもいれば、オーストラリア、インド、韓国などAsiaのMoxaの代理店の方々が入り乱れて20名程がトレーニングを受けています。
トレーニングの中身はネットワークスイッチのハンズオン。
初期設定からトラブルシュートのログの見方などを学び、TurboRingというMoxa独自のRingトポロジーの構成を考えてみたり。MoxaのスイッチはEDSシリーズという製品体系で展開されています。ネットワンパートナーズはCiscoのスイッチ・Moxaのスイッチともに特徴を把握したうえで、産業分野のお客様に最適な提案をしていきたいと考えている次第です。
ワイヤレス製品はAWKシリーズです。
ワイヤレスのアクセスポイント(兼ブリッジ)を活用した軽めのサイトサーベイのツールを見てみたり。産業機器の無線化ニーズも多いのですが、手ごろなワイヤレスブリッジ製品として、MoxaのAWKは引合いも出てきています。アクセスポイント側はCiscoでもRuckusでもつながる無線クライアント機器になります。
MoxaのリモートI/O、 ioLogik シリーズです。
リモートI/Oは IT 業界ではほとんどなじみがありません。
直接センサーやスイッチ(NW機器じゃなくてボタン型のスイッチです)をつないで、Ehternet通信をして、サーバなどと連携ができます。PLCでは何個もモジュールを組み合わせる必要がありますが、単純なセンシングであれば、リモートI/Oは安価で便利なのでぜひおひとつお試しいただければと思う次第。
シリアルイーサアダプタの設定をしてみたりなど、従来のITネットワーク機器だけではなくセンサーやPLCなどといったいわゆる IoT デバイスをどのようにつなぐのか?というMoxa機器を扱う、基礎の基礎を勉強させて頂きました。
基本的には営業職を渡り歩いておりましたので、コンソールケーブルを使って作業をするのは何年振りだろう位の新鮮さをもった3日間でした。
しっかりとトレーニングの試験もありまして、無事、証書を頂きましたよ。
こんな Moxa 社製品、リモートI/Oを中心に、今年度はネットワンシステムズが出展予定のMEX金沢2018や私たちも出展しようと思っているメンテナンスレジリエンス2018でも、カメラソリューションと組み合わせてご紹介をしていきたいと思っています。
2018年度もネットワンパートナーズ引き続き皆様のご愛顧を頂けますとありがたく思います。