最近の監視カメラでできること(第2弾)
こんにちは!ネットワンパートナーズ IoT技術スペシャリストの砂川です。
カメラネタ第2弾ということで、今回は顔認証(Face Recognition)について触れたいと思います。
顔認証という言葉は結構前から耳にすることはありましたが、あまり身近なものではなく、映画でそんなシーンを見る程度だったかと思います。
しかし、時の流れは早いもので、今やiPhone XやGalaxy Note 8といったスマホのカメラに顔を向けるだけで、顔認証ログインができるようになってしまいました。他にも身近なところだと、モモクロのコンサート会場で入場の際に顔認証が使われたり、USJの年パスでも使われてます。
スマホでも顔認証アプリが盛んですよね。まさに火付け役は、スナチャ(Snapchat)。SNS機能もあって、USだと企業も活用してたりします。SNOWなんて、Teenagerの女の子ウケはハンパないですし。
うちの姫(愛娘♪)もこの”盛れる”アプリよく使ってます(;´∀`)
以前、人の顔を撮ってSNOWで遊んでる悪いヤツもいましたがw
ついでに、おもしろネタでいくと、先日、TVで芸人の物まね顔認証って企画をやってました。顔認証一致度が判別され、60%以下の物まねは今後一切封印してもらうというシビアな企画で個人的には結構笑えましたwww
一方、(気持ちを正して)自分の本業であるITな世界に目を向けてみると、業務システムやビジネスといった場面でも顔認証が採用されてきています。最近の記事だと、セブン-イレブンで2018年の全店展開目指して顔認証の実証実験を開始といったものがありました。他にも、セブン-イレブンでは、カメラをつかって陳列状況を共有するといったこともされているそうです。また、2要素認証の1つとして、顔認証が用いられるケースも出てきています。
といった感じで、顔認証関連をあげるときりがないくらいで、当たり前のように、身近なところで使われています。
変われば変わったもんです・・・ホントに。
すごいなって思いつつも、やっぱり職業柄、”顔の立体感までちゃんと認識してるのか?”とか考えちゃうんですよねー。
で、スマホの場合ですが、いろいろと調べてみると、iPhone XのFace IDは3D顔認証システムだと言ってます。ってことは、(恐らく)顔写真では認証パスできないってことになりますね。
因みに、サムスンのGalaxy Note 8の顔認証システムは、顔写真で認証パスできちゃうらしーです。こちらは、2D認証ってことですよねー。
とは言っても、やっぱり実機で顔写真で認証パスするかテストしてみたいです!
3Dプリントした自分の顔があったらどうなるかとか犬とか猫とかでもパスしちゃうのかとかーw
(iPhoneの指紋認証では犬の肉球でもパスしましたし)
この顔認証技術は、NECが群を抜いていて、Neo Faceが非常に有名ですが、World Wideに対して、日本国内での普及度合いとなると、それほどでもないのかなというのが率直な感想です。プライバシー配慮ってところが大きな要因なのでしょうか・・・
でも、今後は2020年東京オリンピック・パラリンピックや(Casino法案通れば)Casinoなどで普及する可能性は大いにあるかもしれません。
我々が取り扱っているGenetecもNECのNeo faceをPlug inサポートしていますので、このあたりの技術は継続的に追いかけていきたいと思っています。