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【図解でわかる】MerakiのAuto channel 機能 ★おまけ:【動画でわかる】Meraki+API連携ソリューション

​​​​​​​パソコンの前でうなだれる男性

Merakiファンの皆さま、お疲れ様です。

先月、仮想通貨で40万溶かした木村です。(花の12月組です※17年度)

コインチェックでNEMホルダーです。今年は当たり年かも知れません。

そんな仮想通貨とは対照的に売り上げ絶好調のMerakiですが、今回はMRシリーズ(無線アクセスポイント)の自動チャネル動作について調査してみました。

最後にAPI連携ソリューションについても紹介します。  


目次[非表示]

  1. 1.自動チャネル変更機能
  2. 2.Meraki MRシリーズの自動チャネル変更機能
  3. 3.アクティブユーザーが居ない時の検証環境と結果
  4. 4.アクティブユーザーが居る時の検証環境と結果
  5. 5. 【おまけ】災害用Wi-Fiダッシュボタン! Meraki + API連携


自動チャネル変更機能

エンタープライズ向けの無線アクセスポイントについては、ほとんどのケースで自動チャネル変更機能が実装されております。電波干渉が起こりやすい無線LAN環境で、快適なチャネルに自動変更させることで電波干渉を解消してくれる大変有り難い機能です。

もちろんMeraki MRシリーズにも実装されています。 しかしながら、どのタイミングでチャネルが変更されるかの仕様についてはメーカーによってまちまちです。

詳細な動作仕様を公開しているメーカーは少なく、製品によっては最初の起動したタイミングだけしか自動チャネルが動作しないケースもあります。

その辺Merakiはどうなっているのでしょうか。    



Meraki MRシリーズの自動チャネル変更機能

メーカードキュメントを確認してみますと、以下のタイミングで自動チャネルが行われる様です。

自動チャネルが行われるタイミング図

Auto Channel
https://documentation.meraki.com/MR/Radio_Settings/Auto_Channel
(以前メーカードキュメントに記載されていた内容と変わっています。なので、今後もしれっと変更があるかも知れません。)


なお、Merakiはクラウド管理型のためインターネット断などによってクラウドとの通信が断たれてしまいますと自動チャネルは動作しません。  


上記 ①(新しいAPが追加されたとき(起動時)) と ③(手動でチャネルを更新したとき) については比較的どのメーカーの無線アクセスポイントにも実装されているかと思います。

④(非802.11のチャネル利用率が65%(分)超過したとき) については、電子レンジなどの非802.11となる無線電波のチャネル利用率が65%以上一分間続いていた場合に、強制的にチャネルを変更します。


その時にユーザーが通信を行っていたとしても強制的にチャネルが変更されます。 この実装は3rdラジオが実装されている(有効になっている)タイプのアクセスポイントについてのみ有効で、3rdラジオが実装されていないタイプのアクセスポイントにはこの仕様がありません。


②(定期診断(15分)で、より良いチャネルがあったとき)については15分間隔で無線電波環境を診断し、より良いチャネルがあったと時にチャネルを自動的に変更します。但しその時にユーザーが通信を行っていた場合はチャネル変更は行われません。

このケースについてはどのタイミングでチャネル変更が実行されるのか明記されていません。本当にちゃんと動作するのでしょうか?ということで、検証を行ってみました。    



アクティブユーザーが居ない時の検証環境と結果

以下図の様に同じチャネルを有している他のアクセスポイント上でトラフィックを継続して流しチャネル利用率を上昇させます。チャネル利用率が"High" になるように負荷をかけます。


その間、Meraki MR 側のアクセスポイントはアクティブなトラフィックは流さないようにします。


この状態で15分後にMeraki MR 側のアクセスポイントのチャネルが自動的に変更されていることを確認してみます。 

アクティブユーザーが居ない時の検証環境


Merakiダッシュボード上からチャネル利用率のライブデータを見てみます。

チャネル利用率のライブデータ

 Meraki MRには1台もつながっていないのにチャネル利用率が62%まで跳ね上がりました!!  


この状態のまま15分待ちます・・・・・。  

するとだいたい約10分くらいでチャネルが自動的に変更されました!

チャネル利用率のライブデータ_15分後

 イベントログ上では「Channel changed to improve network performance」のログが出力されることを確認しています。    




アクティブユーザーが居る時の検証環境と結果

今度は以下図の様に同じチャネルを有している他のアクセスポイントとの間でトラフィックを継続して流しチャネル利用率を上昇させます。チャネル利用率が"High" になるように負荷をかけます。

この状態で15分後にMeraki MR 側のアクセスポイントのチャネルが自動的に変更されるかどうかを確認してみます。

アクティブユーザーが居る時の検証環境


Merakiダッシュボード上からチャネル利用率のライブデータを見てみます。


チャネル利用率のライブデータ

イイ感じにチャネル利用率が69%まで跳ね上がりました!!


この状態のまま15分待ちます・・・・・。


チャネル利用率のライブデータ_15分後

こちらは15分以上放置しておいてもチャネルは変わらず。


トラフィックの送受信を行っているアクティブユーザーが居る場合は自動チャネル変更が行われませんでした。  


上記の結果から、クラウド管理型の無線アクセスポイントであっても自動チャネルが正常に動作するということが確認出来ました。

ただしどれくらいの閾値でどれくらいの時間(平均値)を見ているか?というのは不明です。その辺はMerakiのポリシーによって最適な値が設定されているのでしょう。    




 【おまけ】災害用Wi-Fiダッシュボタン! Meraki + API連携

Merakiには「Dashboard API」「Scanning API」「Captive Portal API」といった大きく3つのAPIが提供されています。

Dashboard API・Scanning API・Captive Portal API機能イメージ


今回はその中からダッシュボードAPIを使ってWiFiダッシュボタンを作ってみました。大規模災害などの際にボタン1つでWi-Fiを無料開放するというものです。

Youtubeに動画をアップしておりますので是非ご参照下さい。  

Youtubeの画面

わざわざパソコンを起動して、ダッシュボードにログインして、SSIDを探して、設定を有効にして~みたいなオペレーション無しで、ボタン1つで簡単に行えます。

他にもいろいろなAPIが提供されていますのでご興味のある方は是非お試しください!