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激闘!!アンテナ甲子園 2017 ~全部、いっちゃうね。じぶん史上、最高の夏~


目次[非表示]

  1. 1.<第1回アンテナ甲子園 ~ルール説明~>
  2. 2.<第1回アンテナ甲子園 ~検証対象機器~>
  3. 3.<第1回アンテナ甲子園 ~検証結果~>
  4. 4.<第1回アンテナ甲子園 ~結果・考察~>


みなさん、こんにちは。

ネットワンパートナーズ 渡邉です。

2017年も6月となり、暑い夏が近づいてまいりました。


突然ですが、みなさんは夏と言えば何を思い浮かべます?

いろいろあるかと思いますが、私はずばり「甲子園」です!

たった一つの頂きを目指し、球児たちが熱き戦いを繰り広げる青春のドラマ。。。

毎年私はテレビに釘付です。笑


見るもの全てを感動へと導く「甲子園」にあやかり、弊社でも開催いたします!!

そう…  


「第1回アンテナ甲子園」  


実は昨年末、総務省より以下の発表がありました。

=====

【総務省、3年間で無料Wi-Fi3万カ所を目指す。平時は観光や教育、災害時は情報収集に】


ざっくり言うと

・総務省は26日、防災等に資するWi-Fi環境の整備計画を発表した

・2017年からの3年間で、約3万カ所の無料Wi-Fi環境を整備するとの計画

・災害時は情報伝達手段として、平時は情報収集や教育に活用できるとした  


3か年の整備イメージ


既に約1万5000カ所は整備済みで、今後3年間で約1万6000カ所を追加する予定。 17年度から3年間で 約100億円 を投入し、集中的に設置する計画。


■参考URL

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/local_support/kyouzinkasinsei.html

http://news.livedoor.com/article/detail/12471421/

=====


2020年の東京オリンピック開催やインバウンド需要により、ホテルや宿舎以外等、 屋外でも Free Wi-Fi を利用したいという要望が増えています。

「第1回アンテナ甲子園」では弊社取扱いの屋外用無線アンテナの性能や仕様についての比較検証を行い、ナレッジをリセラー様に共有することで、屋外無線LAN案件のご提案に活用頂くことを目的としています。  


<第1回アンテナ甲子園 ~ルール説明~>

守備位置(計測位置)は以下の通りです。

守備位置(計測位置)  


ホームベース上にアクセスポイントを設置し、各計測地点でRSSIを計測します。

計測機器は計測者のスマートフォンで「RF Monitor」というアプリを利用しています。


機器への設定は共通で以下の通りとなります。


周波数帯域:5GHz/100ch/固定

送信出力:最大値/固定

チャネルボンディング:40MHz  

ホームベースからの眺め

■試合会場

天城ふるさと広場 スポーツバルト遊YOU天城

【所在地】〒410-3216伊豆市上船原1120-1

http://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?c1=3&c2=1&pid=2483  


<第1回アンテナ甲子園 ~検証対象機器~>

参加選手は以下の通りです。

記載の機器は全て弊社で取り扱いをしております。 検査対象機器一覧


予想としてはオムニアンテナの場合はライト・センターの守備位置によらず 単純に距離が遠くなるほどRSSIが下がると考えます。


指向性アンテナの場合はライト・レフトよりセンターの守備位置の方が RSSIの値が良く、またオムニアンテナと比べてもセンター方向のみ RSSIの値が良くなると考えます。


はたしてどのような結果が待ち構えているのでしょうか。

そして、どんなドラマが誕生するのでしょうか。


それでは、プレーボールです!!

なお、試験についてはガチで公平に平等な環境で行っています。  


<第1回アンテナ甲子園 ~検証結果~>

試合結果は以下の通りです。

※MR84/MA-ANT-20

検証結果_MR84/MA-ANT-20    

※CAP1532E-Q/ANT2547VG-N

検証結果_CAP1532E-Q/ANT2547VG-N

※Ruckus T710

検証結果_Ruckus T710  

※Ruckus T300e

検証結果_Ruckus T300e  

※Ruckus T610

検証結果_Ruckus T610  


<第1回アンテナ甲子園 ~結果・考察~>

結果としてRuckusが他ベンダーと比較して強い電波強度を計測しました。

こちらに関してはRuckus独自のBeamFlex機能が有効に動作していると考えます。

BeamFlex機能についてはこちらを参照ください

https://www.netone-pa.co.jp/blog/?p=1591  


CAP1532E-Q_ANT2547VG-Nの結果でセンターライン上の100mよりも122mの方がRSSIが良い結果となったがスコアボードによる反射波が影響していた考えます。

スコアボード

検証環境では受信側はスマホで計測しているため送信側と受信側の指向性が合っていないためか オムニアンテナと指向性アンテナの差異がそれほど顕著には見られませんでした。


指向性アンテナの方がオムニアンテナと比べてRSSIが悪くなる結果もございますが、メインビームの水平確度が合っていないためdBmが出なかったのではないかと考えます。

(試合当日は風が強く、アンテナがかなり揺れている状態でした。。。)


上記より指向性アンテナはブリッジなどのポイントツーポイント通信に向いており、クライアントを 広くカバーしたい場合には向いていないと言えます。ただしAP同士の干渉を避ける意味では利用価値はありそうです。


アンテナ利得が同じアンテナの結果でも差がございますが、利得が同じでも放射パターンが異なる場合もあります。


これより、アンテナ利得が同じだからと言って単純に性能が同じではないことがわかります。


電波強度(RSSI)=スループットではございませんので、この結果のみで機器の優劣を決めることは 難しいですが、一つの指針にはなるかと考えます。

また今回の結果は弊社で準備した環境での結果となりますことはご認識頂ければと思います。

この先、新メンバーも加えて来年、再来年と実施していきたいと思います。  


それでは、これで第1回アンテナ甲子園の閉幕となります!


最後までお付き合いいただきありがとうございます。

指向性アンテナの検証結果など検証内容に関するお問い合わせはコチラまで。   計測メンバー