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Cisco 360への準備②

2026年1月25日から開始される新しいCisco 360 パートナープログラムでは、シスコのパートナーへのベネフィットや称号が、今までとは異なる基準で提供されます。(概要については前回の「Cisco 360への準備①」をご参照ください)

今回は「安定的にPVIスコア獲得するための準備」について紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.PVIとは
    1. 1.1.①認定資格
    2. 1.2.②Black Belt
    3. 1.3.③Customer Success Practice Maturity
    4. 1.4.④Managed Services Practice Maturity
  2. 2.NOP Cisco 360 コンサルティングサービスの紹介
  3. 3.おわりに

PVIとは

シスコでは6つのポートフォリオごとにパートナーをPVI(Partner Value Index)で10段階評価し、ベネフィットと称号を決定します。

PVIには4つのカテゴリがあり、それぞれに評価基準と点数配分が定義されています。

評価基準には売上に関わるものがいくつかありますが、このスコアは時勢や時期により変動します。そのため、安定的にスコアを獲得するには「資格取得」がおススメです。

資格取得と一言でいっても、評価対象となる資格は以下の4種類です。

①認定資格

②Black Belt

③Customer Success Practice Maturity

④Managed Services Practice Maturity

それぞれについてこのブログで解説します。

①認定資格

CCIE、CCNP、CCNAといった認定資格の取得が必要です。必要な資格数や対象資格は、ポートフォリオや会社の売上規模によって異なります。

近年、資格取得の難易度は上昇しており、容易に取得できる状況ではありません。そのため、資格取得や更新を個人任せにせず、会社として計画的な施策(取得計画、目標設定、報酬制度など)を導入することが不可欠です。

②Black Belt

Black Beltとはシスコがパートナー向けに提供している無償E-learningサイトです。Black Belt内のコースを受講し、完了することでスコアを獲得できます。必要な受講数や対象コースは認定資格と同様で、ポートフォリオや会社の売上規模によって異なります。

Black Beltで受講完了するにはテスト合格が必須です。テストは何度でも受験可能ですが、基礎知識がないと解答できません。認定資格よりは難易度が低いものの、基礎理解は必要です。

③Customer Success Practice Maturity

この資格では、顧客のカスタマーサクセスを実現するための体制が整備されているか、さらに顧客のビジネスやシステムのライフサイクルに適した活動が実施できているかを評価します。

資格には『Basic』『Intermediate』『Expert』の3つのレベルがあり、レベルに応じて獲得できるPVIポイントが異なります。また、ほとんどのポートフォリオで加点対象となるため、資格を取得すれば全体的なスコア向上に繋がります。

資格を得るにはPeason VUEの試験である「Cisco Success Manager」と「Renewal Manager」の合格者が必要です。(要件詳細はこちら)この試験は技術力ではなく、リカーリングビジネスにおける顧客のカスタマーサクセス活動に関するビジネススキルを評価します。この2つの試験は、既存の試験内容が変更され、新試験の合格がCustomer Success Practice Maturityの要件となります。なお、2025/12現在、この新試験はまだ開始されていません。

④Managed Services Practice Maturity

この資格では、運用サービスの提供能力が評価されます。資格には『Basic』『Intermediate』『Expert』の3つのレベルがあり、レベルに応じて獲得できるPVIポイントが異なります。Customer Success Practice Maturityと同様、ほとんどのポートフォリオで加点対象となっています。

従来のハードウェア中心のビジネスモデルでは、インテグレータの役割は『導入まで』が主流でした。しかし、現在はリカーリングモデルへのシフトにより、『運用』『拡大』といった導入後のフェーズまで関与することが求められています。その能力が評価される資格です。

NOP Cisco 360 コンサルティングサービスの紹介

資格取得について紹介してきましたが、実際には『何名必要なのか』『どのようなスキルを持つ人材をアサインすべきか』『取得までの期間』『申請書類の内容』など、さまざまな疑問や課題が生じるかと思います。

NOPではCisco 360 コンサルティングサービスを提供し、パートナー企業様が安心して新制度へ移行できるようサポートいたします

サービス内容についてはこちらをご覧ください。

おわりに

多くのSIer企業は、コンサルティング活動を強化する組織体制へと変化しています。これは、顧客のシステム導入だけでなく、ビジネス推進に必要な施策を共に考え、初期段階から関与できる能力が求められる時代になったことの現れです。

技術分野でもAIがビジネスに浸透し始めており、これからの時代に求められる企業や人材のスキルは大きく変化していくと考えられます。

Cisco 360 パートナープログラムは、この新しい流れに沿ったパートナーを評価し、ベネフィットや称号を付与する制度です。

NOPでもパートナー企業様のビジネスを支援するため、モノだけでなくサービスの提供を今後さらに拡充し、共にこの時代の変化に積極的に対応していきます!

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槌井 恵子(つちい けいこ)
槌井 恵子(つちい けいこ)
セールスエンジニアリング部Cisco CXチーム所属。
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