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[アフターGIGAスクールにも!]Cisco ThousandEyesでネットワークを見える化しよう

皆さん、こんにちは
ネットワンパートナーズ ビジネス開発部  野里健太郎(のざけん)です。

過去に何度か”Cisco Meraki”に関するブログを執筆させていただいておりますが、
実はワタクシ"Cisco ThousandEyes"も担当をしておりました。

Cisco ThousandEyesをご存じでしょうか?


昨今コロナ禍でのリモートワークや遠隔授業などでクラウドサービスの利用が一層加速しました。

また、コロナ禍真っ只中の2019年(令和元年)に開始された「GIGAスクール構想」では、
限られた予算・期間の中で、次世代教育ネットワーク整備に携わられた方も多いのではないでしょうか。

Cisco ThousandEyesは、そんなWAN、クラウド、インターネット通信の可視化を行うことができるソリューションとなっています。


目次[非表示]

  1. 1.アフターGIGAスクールのネットワークに求められるもの
  2. 2.Cisco ThousandEyesでできること
  3. 3.ユースケース
  4. 4.Cisco Catalyst9000シリーズでThousandEyesが使えます
  5. 5.まずはトライアルから!
  6. 6.教育市場向けアフターGIGAスクールウェビナーを開催します


アフターGIGAスクールのネットワークに求められるもの

GIGAスクール後の教育ネットワークでは「なんか遅い、けど何がボトルネックか分からない」が起きています。オンライン授業の更なる推進だけでなく、2024年度にはデジタル教科書への常時アクセスや全国学力テストの順次CBT化も予定されていますが、「なんか遅い、繋がらない」では授業の実施に支障が出ます。


実際に私たちにも「なんか遅い、不安定、繋がらない」といったご相談が寄せられることが多くあります。

お客様から聞いた事例の1つに、「なんか遅いから事業者のススメで回線増強をしたけど改善しなくて、よくよく調べたら校内設置の老朽化したスイッチがボトルネックポイントになっててIT投資をミスしてしまった」というのがありました。


アフターGIGAスクールでは、いつでも使いたい時に使える状況を用意しておくことが一層求められ、近年では端末からクラウドサービスまでのエンドツーエンドの可視化の重要性が高まっています。

そこで、今回はCiscoのThousandEyesによるネットワーク可視化ソリューションと、可視化によって見える世界をご紹介します。


Cisco ThousandEyesでできること

ThousandEyes は、学内/学外に設置されたエージェントから特定のサービスに対して監視テストを日常的に実行し、マルチレイヤでの接続状況を可視化するサービスです。

利用頻度の高いクラウドサービスや社内ネットワーク間を対象にモニタリングすることにより、障害の早期検知や障害ポイントの迅速な切り分けが可能です。


Cisco ThousandEyesを学校ネットワークに導入すると、どんな効果が見込めるでしょうか。
下記がCisco ThousandEyesによって可視化される学校ネットワークのイメージとなります。

従来の監視システムでは可視化しきれなかった領域(WAN、ISP、クラウドサービス等)の監視を行うことが可能になります。


ユースケース

現在、新型コロナウイルスおよびGIGAスクールを経た学校ネットワークでは、
下記のような課題を抱えています。

・”なんとなく”ネットワークが遅い

・”なんとなく”クラウドサービス(学習コンテンツやWeb会議システム)の調子が悪い

・同時に一斉アクセスするとネットにつながらない


しかし、ネットワーク管理者にとっては、

一斉アクセスによる、
①ネットワーク機器への負荷?
②回線のひっ迫?
③ISPなどの障害?

あるいは、
④クラウドサービスの障害?
⑤生徒端末のスペック不足、ひっ迫?
⑥ユーザ心理?(なんとなく)

⑦その他

などありとあらゆる原因追及、切り分けを実施しなければ対応を行うことができません。


Cisco ThousandEyesを導入することで、

機器のマルチベンダー、複数事業者環境でも、特定端末にエージェントを入れることで、
利用環境・端末からクラウドサービスまでのエンドツーエンドの可視化が可能になります。

また、定期レポートやアセスメント結果からエビデンスに基づいた対応を行うことできるようになります。

・帯域の問題→回線増強

・LAN機器の問題→NW/UTM機器提案、など

・APが問題ですね→機器をリプレイス(次はMerakiにしましょう)、など


Cisco Catalyst9000シリーズでThousandEyesが使えます

CiscoのエンタープライズネットワークスイッチであるCatalyst9000シリーズをThousandEyesの
監視エージェントとして利用することが可能です。

また、
DNA Advantage および Premierライセンスを購入いただくと、

ThousandEyesのライセンスを無償で利用可能!です

Catalyst9000スイッチを使って手軽にThousandEyesを導入いただけます


まずはトライアルから!

ネットワンパートナーズでは、下記2種類のトライアルをご用意しております。
まずは気軽に、NOPトライアルで現状のネットワーク可視化をお試しいただければと思います!!



教育市場向けアフターGIGAスクールウェビナーを開催します

2022年7月13日(水)10時~11時半に、Cisco Systems、ネットワンパートナーズ共催ウェビナー
『NOP-Cisco アフターGIGAスクールウェビナー』を開催いたします!

教育現場におけるICT変革のスペシャリストとして、自著もお持ちの平井 聡一郎氏をゲストに迎え、2022年の教育現場が抱える"リアルな課題"を講演いただきます。
更に、それらの課題に対するThousandEyesをはじめとするCiscoソリューションのアプローチもご紹介させていただきます。

たくさんのご登録、ご参加をお待ちしております!!

↓↓申込みはこちらから↓↓


  2022年7月13日NOP-CiscoアフターGIGAウェビナー https://info.netone-pa.co.jp/20220713



平井 聡一郎
<プロフィール>
茨城県公立小中学校、総和町、茨城県、古河市教育委員会指導主事を経て2017年より現職。
合同会社未来教育デザイン代表社員、南牧村教育CIO他,自治体、私学、教育関係企業のICTアドバイザー、茨城大学教育学部非常勤講師、経済産業省産業構造審議会臨時委員、経済産業省未来の教室評価・検討会議委員、文部科学省教育情報化専門家会議委員、文部科学省ICT活用教育アドバイザー、総務省地域情報化アドバイザー、デジタル庁デジタルの日検討委員会WG委員、在任中。



野里 健太郎(のざと けんたろう)

野里 健太郎(のざと けんたろう)

ネットワンパートナーズ マーケティング&ビジネス開発部 IoTソリューションチーム所属。 2013年にネットワンシステムズに入社。 大手非製造顧客向けに法人営業を経験。 ネットワンパートナーズに異動後は、IoTマーケ推進担当として、 店舗向けソリューションを中心に販売促進活動を行っています。
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