catch-img

Merakiライセンスの追加・更新で 『絶対失敗しないコツ』教えます!

本記事では、Mearkiライセンスの追加時や更新時によくみられる失敗ケースについてご紹介したいと思います。

弊社でMeraki の取り扱いを開始して既に7年が経ちます。そろそろライセンスの更新をご検討されているお客様も多いのではないでしょうか。

近年ライセンスに関するお問い合わせが非常に増えております。なかには想定していた結果にならないというケースも散見されます。

特にCo-Termination 方式(デフォルトタイプ)ではライセンスの有効期限が全体で1つになるという特徴があり、ライセンスの追加や更新の際に予期していなかったケースが発生してしまう可能性があります。

※本ケースでは全て「Co-Termination」での事例を記載しています。「Per-Device Licensing」では無いことにご注意ください。

目次[非表示]

  1. 1.ケース1:ライセンスを追加したら有効期限が短くなった!【これで解決】ライセンスの『平準化』に注意しよう!
  2. 2.ケース2:一部の機器のライセンスだけで更新しようとすると更新に失敗(使えなくなってしまう)してしまった!【これで解決】動作している『全てのデバイス』分のライセンスを用意しよう!
  3. 3.ケース3:ライセンスを使っていないのに期間が消費されてしまった!【これで解決】購入したライセンスはすぐに適用しよう!
  4. 4.困ったときは『ライセンスカリキュレーター』をご利用ください


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ケース1:ライセンスを追加したら有効期限が短くなった!
【これで解決】ライセンスの『平準化』に注意しよう!


ライセンスを追加する際に、有効期限が全体で平準化されるため、ケースによっては有効期限が短くなる場合があります。

以下のケースではMXが4台稼働していて、ライセンスの有効期限がまだあと4年残っているところに無線APのライセンス1年分を追加しようとしています。

追加した結果(アフター)を見てみますと、有効期限が2025年11月28日から2025年8月12日まで短くなっています。

追加した無線APのライセンスが1年分しかなかったため、もともと4年分残っていたライセンスの有効期限が引きずられるかたちで平準化され、結果として全体の有効期限が短くなっています。

見方を変えれば、1年分しか購入していない無線APのライセンスは平準化されたおかげで購入分の期間より長く利用することが出来ます。


同様に、Merakiインサイト(MI)の様なライセンスのみの場合でもライセンスの有効期限は全体で平準化されるため、ケースによっては有効期限が短くなる場合があります。

以下のケースではMXが4台あり、ライセンスの有効期限がまだあと4年残っているところにMerakiインサイト(MI-S)のライセンス1年分を追加しようとしています。

追加した結果(アフター)を見てみますと、有効期限が2025年11月28日だったのが2024年10月19日まで短くなってしまっています。かなり短くなっていることがわかりますね!

先ほどのケースと同じく追加したMerakiインサイトのライセンスが1年分しかなかったため、もともと4年分残っていたライセンスの有効期限が引きずられるかたちで平準化されてしまい、結果として有効期限が減ってしまっています。

Merakiインサイトの様なライセンスのみ(デバイスと組み合わせて使用する)の場合であってもライセンスの有効期限は全体で平準化されますのでご注意ください。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ケース2:一部の機器のライセンスだけで更新しようとすると更新に失敗(使えなくなってしまう)してしまった!
【これで解決】動作している『全てのデバイス』分のライセンスを用意しよう!


ライセンスの更新を行う際はダッシュボードに登録されている台数分のライセンスを用意して更新する必要があります。

以下のケースでは、MRが5台、MSが2台稼働している環境に、MRライセンス3台分で更新しようとしています。

更新した結果(アフター)を見てみますと、利用可能なライセンス数が上書きされてしまい、MRが3台に減り、MSが利用できなくなってしまっています

有効期限が残っているにもかかわらず、更新したライセンスで書き換わってしまいます。残りのMR2台分とMS2台分のライセンスが足りない状態となり、ライセンス違反となっています

このケースの場合、MRが5台分、MSが2台分のライセンスで更新を行う必要があります。

ライセンスを更新される際は必ず動作しているデバイスの必要台数分のライセンス数をご購入頂くよう、ご注意下さい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ケース3:ライセンスを使っていないのに期間が消費されてしまった!
【これで解決】購入したライセンスはすぐに適用しよう!


Merakiのライセンスはメーカーから発行されたタイミングから期間消費が開始されますこれはライセンスを適用していない状態(使っていない状態)でも消費されているということを意味します。

以下のケースではMRが5台あり、ライセンスの有効期限がまだ少し残っている(20日間くらい)ところに無線APのライセンス1年分で更新しようとしています。

但し、2021年11月10日にライセンスが発行され、2021年11月20日にライセンス更新を適用しています。発行日と適用日で10日間の時間差があります。

更新した結果(アフター)を見てみますと、元の有効期限が2021年11月29日だったところに1年分のライセンスを更新したので、1年後の2022年11月29日になると想定していたところ、2022年11月19日になっています。想定より10日分短くなっています。

ライセンスは発行日(2021年11月10日)から消費が始まっているので、2022年11月10日までが有効期限となります。

但し、適用日が2021年11月20日なので、元の有効期限である2021年11月29日から差し引いた9日分が余剰分として加算され、(アフターの)有効期限である2022年11月19日(2022年11月10日+9日)となっています。計算が難しいですね。。

ライセンスが発行されたその日にライセンスを適用することで差分を減らすことが出来ますが、ライセンス有効期限が切れた後の30日(猶予期間)の間にライセンスを発行・適用することで差分をなくすことも出来ます。

以下のケースではMRが5台あり、ライセンスが切れた後(猶予期間の30日以内)に無線APのライセンス1年分を発行し適用(更新)しようとしています。

更新した結果(アフター)を見てみますと、ライセンスの有効期限が2022年12月3日になっており、損した期間が無いことが解ります。Co-Terminationの場合、猶予期間で使用した時間は遡って消費されることはありません。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


困ったときは『ライセンスカリキュレーター』をご利用ください

ライセンス関連でお問い合わせ頂くのは上記1~3のケースが殆どを占めます。既にライセンスを買ってしまった後で間違いが発覚した場合は対処が出来ません

そのため、ライセンスを購入する前に「ライセンスカリキュレーター」を使ってビフォー・アフターの状態を確認頂くことをお勧めします。「現状のダッシュボード環境にライセンスを追加・更新したらどうなるのか?」を計算し予測することが可能です。


ライセンスカリキュレーター

https://dashboard.meraki.com/manage/dashboard/license_calculator


ちょっと癖のあるMerakiのライセンス「Co-Termination方式」ですが、他社製品と同じように1台のデバイスにつき1ライセンスを付与する「Per-Device Licnsing方式」もございます。それぞれの特徴、メリット・デメリットにつきましてはまた次回に執筆したいと思います。

今後とも簡単・シンプルなCisco Merakiをどうぞよろしくお願い致します。




木村 謙造

木村 謙造

カタログ ソリューション資料のダウンロード

人気記事