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TechDeskオペレーション裏話 ~安全を語り合う場が、高品質を生む ― 私たちの安全大会~

はじめに

いつもパートナーブログをお読みいただきありがとうございます。

ネットワンパートナーズ株式会社 セールスエンジニアリング部のテクニカルサポートチーム「TechDesk」の林です。

本稿では、高度なオペレーションを支えるうえで欠かせない「安全意識を高める取り組み」についてご紹介します。普段は見えにくい、私たちのオペレーションの裏側を、このブログで少し覗いていただければ幸いです。


業務における安全意識の必要性

TechDeskチームは、パートナー企業様からの技術的なご相談に日々対応しておりますが、その業務にはさまざまな危険が潜んでいます。例えば、技術的なやり取りで共有するログデータは機密情報の塊であり情報漏えいにつながる危険があります。また、生成AIなどの先端技術を業務に取り入れる際には、情報の取り扱いや判断方法など、未知の危険が潜んでいる可能性もあります。

こうした危険を見逃さず、安心してサービスをご利用いただける環境を提供することが、私たちの使命です。高度なオペレーションを支えるのは、単なる技術力だけではありません。「安全を最優先にする文化」があってこそ、複雑な業務を確実かつ継続的に遂行できます。


安全意識を高める取り組みについて

私たちは、チーム全員で安全意識を高めるために、定期的に「安全大会」を開催しています。安全大会とは、安全意識の向上と事故防止を目的とした会議やイベントのことで、建設業・製造業では一般的ですが、IT業界ではあまり馴染みがないかもしれません。しかし、他業種の優れた取り組みは積極的に取り入れていくべきだと考えています。この大会では、実際の現場で起きうるリスクや最新の対策をチームメンバ間で共有し、「安全は全員の責任である」という考えをチームに根付かせています。

TechDeskチームではKYT(危険予知トレーニング)とTBM(ツールボックスミーティング)という2つの手法を組み合わせて安全大会を実施しております。

KYTは潜在的な危険を予測し、事故を未然に防ぐために「どこに危険があるか」をグループで話し合い、対策を決めます。

TBMは現場で短時間(5~10分程度)で実施し、チームで安全確認や作業内容の共有を行います。

「安全意識を高める活動は時間がかかる」というイメージがあると、負担になり形骸化しやすくなります。そこで、長さより質を重視し、KYTやTBMを組み合わせることで短時間かつ効果的に実施しています。


安全大会の進め方について

安全大会では、KYTで用いられる代表的な手法「4ラウンド法」を採用しています。これは、危険を体系的に洗い出し、対策を明確化するための4段階のプロセスです。

・第1ラウンド(現状把握):どこに危険が潜んでいるのかを洗い出します。

・第2ラウンド(本質追求):現状把握からなぜその危険があるのか、事故につながる要因を考えます。

・第3ラウンド(対策の樹立):「自分ならどうする」と自分事として考え具体的な行動を決めます。

・第4ラウンド(行動目標の設定):ワンステートメントの短い言葉で具体的・肯定的な表現でまとめます。

安全大会では、全員が発言すること、そして短時間でまとめることが重要です。ファシリテーターには、発言機会の均等化、時間管理、要点整理、雰囲気づくりなど高度なスキルが求められます。


おわりに

安全は一度確立すれば終わり、というものではありません。技術が進化し、業務が変化する中で、私たちの安全意識も常にアップデートする必要があります。TechDeskでは「安全は文化であり、全員の責任」という考えを胸に、これからも継続的に取り組んでまいります。

このブログを読んでくださった皆様も、ぜひご自身の業務における「安全」を振り返ってみてください。小さな気づきが、大きな事故を防ぎ、そして高品質なサービスを生み出します。

今後も、私たちの取り組みや現場の工夫を発信していきますので、ぜひご期待ください。

最後に安全大会の企画立案にあたり、社内の多くの知見を活かすことができました。特に、貴重な助言をいただいた、本ブログでも度々寄稿いただいている内田さんには、心より感謝申し上げます。


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林 利樹(はやし としき)
林 利樹(はやし としき)
2013年ネットワンパートナーズ(株)入社後,アカウントSEとしサービスプロバイダ,エンタープライズ,公共,文教ほか多様なネットワークの提案・導入の支援に従事 現在は “ Tech Desk “ というサポートセンターに在籍しテクニカルリードメンバーを担当するほか,技術支援の責任者及び若手エンジニアの育成を継続中
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