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管理部門の負担軽減にも効果的!クラウド電話Webex Callingのメリット

前回の記事では、リモートワークの際に悩みがちな会社の固定電話対応のために、シスコシステムズのWebex Callingが役立つことを紹介しました。現在ネットワンパートナーズでも、同製品に関する支援体制をしっかり整えています。今回は市場の背景と企業の管理者の視点から、改めてWebex Callingの価値を考えてみたいと思います。

目次[非表示]

  1. 1.成長を続けるクラウド電話システム
  2. 2.Webex Callingの機能
  3. 3.Webex Callingのしくみ
  4. 4.シンプルなライセンス体系
  5. 5.総務・IT部門などサポート部門の負荷が軽減


成長を続けるクラウド電話システム


これまでオフィスの音声コミュニケーションには、オンプレミス型PBX(電話交換機)が必要なビジネスフォンが主流でした。しかし、2024年にはISDNサービスが終了し、これまでの電話網がIP化されることも影響し、クラウド型のPBXを使用した電話システムへの切替が進んでいます。

2018年の情報通信ネットワーク産業協会による大規模な調査データから、2018年から2023年までのオンプレミス型PBXの需要予測が明らかになりました。この調査データによると、日本のオンプレミス型PBXの需要総額は2023年には、「11.7%(2017年度比)」も減少することが予測されています。

需要総額が減少ということは、オンプレミス型PBXを利用しているユーザー・企業が減少していることを示します。この傾向は年々強くなることが予測されており、オンプレミス型PBXの大半はクラウドPBXへ切替わると予想されているのです。



このクラウドPBXへのシフト傾向は、さらに顕著になるでしょう。コロナ禍では企業の働き方も新しい生活様式への対応が求められることとなり、その中でいくつかの課題が顕在化しました。その1つが、企業の固定電話です。電話対応のために出社を余儀なくされるなど、柔軟な働き方を実現するためには、ぜひ取り組むべき課題といえるでしょう。

シスコの電話ソリューションにはオンプレミス/クラウド型のどちらもありますが、やはり特に伸びているのはクラウド型のWebex Callingです。

ネットワンパートナーズでもこのニーズに対応できるよう体制を強化しています。シスコと連携して弊社内のスタッフの教育を強化するほか、社内に検証環境を用意して製品を使い倒し、そこで得たノウハウをベースにSI事業者様へサポートを行っています。



Webex Callingの機能

これまでのオフィスフォンをクラウド化するにあたっては、いくつかの懸念事項がありますが、Webex Callingではセキュリティ面も含め、安心して利用できる機能を備えています。主な特長は以下の通りです。


●番号体系を維持できる

・これまで利用している内線番号体系を変更することなくそのまま維持

・同一拠点は内線番号で通話可能


●ビジネスフォンに必要な機能と高品質な音声

・エンタープライズ向け電話として、企業利用に必要な電話機能の搭載

・固定電話はもちろん、Wi-FiとLTEの切り替え時も途切れることなく通話できるなど、ソフトフォン利用時も高品質な音声サービスを提供


●セキュリティ

・ISO 27001、SOC2 Type II、SOC3に対応

・金融情報システムセンター(FISC)適合判断取得済み


Webex Callingのしくみ

Webex Callingは、キャリアとの接続形態によって大きく2つの提供モデルが用意されています。主流はSPモデルで、WebexのクラウドPBXとKDDIのデータセンターが直結しているため、インターネット回線につながっていれば、特別な機器や工事を必要としません。

一方でお客様指定のキャリアを経由したい場合にも対応するため、パートナーモデルも用意しています。こちらはローカルゲートウェイを設置したり、ファイアーウォールや電源などの設計をしたりする必要があります。

導入にあたっては、一部の部門で検証してから段階的に全社へ展開していくことが主流です。Webex Callingは既存のオンプレミス型PBXとの共存も可能ですので、このような展開にも対応しています。

自身のスマートフォンを利用できるのがクラウドPBXのメリットですが、もちろん、オンプレミスで利用している固定電話でもシスコの対応機種であれば利用できます。利用にあたっては簡単なファームウェアの更新を行います。


Webex Callinサポートデバイス


シンプルなライセンス体系


ライセンスモデル「FLEX 3.0」では、ProfessionalとWorkspaceの2つが用意されており、エンタープライズ用途としては、固定電話機でもスマートフォンでも利用でき、クラウドPBXの恩恵を最大限に得られるProfessionalをおすすめしています。ライセンスは1ユーザーあたり1ライセンスでカウントします。Workspaceは機能が一部に限定されており、ユーザーごとではなく部門用の電話機での利用が想定されます。


総務・IT部門などサポート部門の負荷が軽減


Webex Callingは、総務やITといった管理部門の業務負荷軽減でもメリットがあります。クラウドで利用できる管理画面の「Control Hub」では、電話機能設定や利用レポートダッシュボードを使用できます。

Webex Calling簡単管理


例えば社員が入社した際、電話を追加するのも同画面内から簡単に行えます。固定電話を接続する際には、アクティベーションコードが発行されるので、これを電話機に入力するだけで使用開始できるようになっています。そのためオフィスレイアウトの変更や拠点の新設などにも柔軟に対応できます。

利用レポートダッシュボードでは通話回数や通話時間を確認できるため、投資対効果の確認だけでなく、働き方をチェックするのにも役立てられます。また、音声品質についても状況を把握できますので、「つながらない」「音が途切れる」といったユーザーからの問い合わせ時における対処や、設備投資の判断にも便利です。


今回はWebex Callingの特徴について、主に管理機能や導入形態の観点からまとめてみました。ネットワンパートナーズでも、技術検証によって蓄積したノウハウだけでなく、ネットワングループのノウハウを活用して、パートナー様を支援していきたいと思います。


また、パートナー様向けの会員サイト「NOP TECH INFO」では技術FAQや技術検証レポート、製品資料などを掲載しているので、顧客向けに働き方改革の支援を行っているパートナー様はぜひご相談いただければと思います。

気になる点ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

Indie

Indie

ネットワンパートナーズ ビジネス開発部 第3チーム所属。 大手メーカ系エンジニアを経て、2006年よりネットワンシステムズにてICTインフラの運用監視サービスの企画・提案・導入支援に従事。 2016年よりコラボレーション製品のプロダクトマーケティング担当としてネットワンパートナーズに出向。 2017年~2018年はワイヤレス製品(Cisco Meraki)担当となり、主にリテール市場に対するIoTビジネス推進を中心に活動。 2019年からはセキュリティ製品(PaloAltoNetworks)担当となり、サイバーセキュリティのビジネス推進を中心に活動。 2020年からコラボレーション製品担当となり、デジタルワークプレイスのビジネス推進を中心に現在活動中。 ずっとさぼり気味だが、海と風をこよなく愛すカイトボーダー。
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