
顔認証ソフト「SAFR」の実用例ご紹介!その④ ~サーマルカメラ連携編~
みなさま、こんにちは!セールスエンジニアリング部の福井です。
暑い暑い夏がやってきましたね…
弊社ではコロナ渦の中、テレワークでの勤務が基本となっております。
クーラーが欠かせない毎日となっており、次の電気代を見るのが恐ろしいと思いながら筆を走らせております…
さて、前回の更新からだいぶ間が空いてしまいましたが、弊社にて実際にSAFRを使ってみた内容をお伝えさせて頂きます!
それでは第4弾はこちら!
※以前までの記事は下記をご覧ください。
その① ~勤怠編~
その② ~受付管理編~
その③ ~HYPERVSN連携編~
(SAFRとは何ぞやという方はこちらへ!)
新型コロナ対策ソリューション
弊社からのプレスリリースやKuroの記事にてご紹介させて頂いております、
「新型コロナ対策ソリューション」の詳しい内容をお伝えさせて頂きます!
それでは使用しているサーマルカメラのご紹介とアーキテクチャをご紹介いたします。
■サーマルカメラ機能紹介
・現状このカメラが接続できるのはWindwos PCでUSB接続のみ
・基準点を置くので高精度 誤差0.3度
・設置環境の統計データと表面温度から体温を推定する
・検温結果は自動でCSVファイルへと出力される
・温度測定用カメラと可視光カメラの2つを1台に装備
・可視光カメラはPCカメラとして認識するのでSAFRで利用可能(※)
※特殊な設定が必要、注意点あり
■動作内容
① 人の体温及び顔をサーマルカメラとSAFRでそれぞれ読み取ります。
② 読み取ったデータから顔の情報を切り出してSAFR Platformへ送ります。
③ 人物の表面温度測定の結果及び、基準値(例:37.5℃)以上 / 以下かの結果が出力された
CSVファイルをSeek Thermalデータ処理PGで読み取ります。
④ 検温時間の情報を基に、SAFR Platformへ当該時間のイベント情報を問い合わせします。
⑤ 当該時間の顔認証結果が返ってくるので、本人情報と検温結果を紐づけます。
⑥ 本人情報+検温結果をメッセージで本人及び直属の上司のCisco Webex Teamsに送ります。
⑦ SAFR Platform上に登録されている情報をSAFR Actionsを介して勤怠連携プログラムへ
渡します。
⑧ イベントが発生した日時及び社員ID等の情報をDBへ保存します。
⑨ 日次バッチ等でDBのデータを勤怠システム側にて取り込めるフォーマットで出力します。
⑩ 社内勤怠システムより、出力されたデータを取得し、データ取り込み処理を行います。
実際にCisco Webex Teamsで受信したメッセージ
実際に動作しているところは、Kuroの記事に動画がありますので、そちらをご覧ください。
勘の良い人はもうお気づきかもしれませんが、そうなんです!
今回の内容は過去にご紹介した「その① ~勤怠編~」を改修したものなんです!
コロナ前は顔認証で出退勤の可視化を目的としていましたが、コロナ禍においてどうしても出勤しなければいけないメンバーを可視化し、その体温測定結果を含め、出勤状況をマネージャーに通達するという目的に変えました。これで弊社のマネージャー陣は、出勤状況と出勤者の健康チェックをリアルタイムに確認ができるようになりました。
ちなみに、弊社の執務室には下記のように設置しております!
また、我々は今回ご紹介したサーマルカメラだけではなく、様々なカメラでのソリューション検討も行っており、8月27日(木)14時からハンファQセルズジャパン様との共同勉強会を予定しております!!
まだ申し込みサイトから参加申し込み可能なので、是非ともドシドシご参加ください!
今回の記事で気になる点や、実際にデモなど見たい!となった際にはお伺いさせていただきますので、お気軽に当社担当営業、または右上の「お問い合わせ」からお問い合わせください!
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