
第二回 色彩心理学×AI技術によるタレマネサービス「カラタレ」~さらに使いやすくなった機能とユーザーインターフェースのご紹介~
パートナーブログをご覧のみなさま、初めまして。新規事業推進チームの中村です。
昨年10月23日にネットワンパートナーズ 新規事業推進チームによる初の本格事業「カラタレ」の販売開始 をお知らせしてからはや半年が経ち、おかげさまでご利用実績も増えてまいりました。
実際にサービスをご導入いただいたお客様からの声や弊社内PoCでの結果などをもとに、サービスもリリース当初からどんどん改善されアップデートされています。
今回はそんなカラタレのサービスアップデートについてご紹介したいと思います!
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ここが新しくなった!「カラタレ」のサービスアップデート
見やすくなった個人レポート
カラタレの受験画面で10枚の画像を選択していただくと、色彩心理学をもとに分析された結果が「個人レポート」としてユーザーに表示されます。
ここで個人の潜在的な特性を抽出しますが、各特性の数値の総和を100%とし、特に顕著な傾向がある項目(秀でた能力)が高い値(%)で表されます。
リリース当初の個人レポートは、各特性の抽出結果をレーダーチャートで表していました。(前回のブログに掲載しているキャプチャが以前のレーダーチャートです)
レーダーチャートで見える内容は数値が0になっている部分の凹みが大きく見え、その形状のアンバランスさが日本のお客様にとっては気になってしまうというご意見がありました。
そこで、現在の個人レポートは横棒のグラフ形式に変わっています。このレポートでは、特に顕著な傾向が表れた項目が上から順に表示されるようになり、そうでない項目(0%の項目)はグレーアウトされており、より受験者の「秀でた能力」に目がいきやすいレポートになっています。
実際のレポートイメージと変更箇所がこちら
このように、数値が高く出た「特性」が上から順に表示されるようになっています。
新たに「職場で発揮する強み」がわかるように
個人レポートで見れる分析結果として、新たに「職場で発揮する強み」が追加されました。
項目の種類は全部で16個あり、その中でもっとも顕著な傾向が表れた上位3個をレポートで表示します。
この指標は、O*NET(米国労働省雇用訓練局が開設した職業情報の総合サイト)によって開発されたもので、職業適性レポートの結果と、O*NETのデータベースを照合し取得した結果を表示するようになっております。
職場で発揮する強みのレポート例がこちら
このような項目の他に 達成/努力、受容/柔軟性、他人への配慮、信頼性、革新、リーダーシップ…etcなどの強みを表す項目があります。
こういったレポート結果を個人の自己分析材料として活用することはもちろん、理想モデルレポートを使ってトップパフォーマーや特定の部署が持つ「強み」を抽出することで、特定の分野の人材や組織の傾向分析とそこから得られた結果をもとにした対策立案も講じることができると考えています。
このようなカラタレを使った人材戦略への活用方法については、また次回ご紹介いたします!
さらに細かく分析できるようになった相性度レポート
社員同士の潜在的な相性度を可視化する「相性度レポート」では、レポート結果のユーザーインターフェースを改善しました。
以前の相性度レポートでは相性度のマッチ~ミスマッチを緑・黄色・赤の3段階で表していましたが、ブルーの濃淡でより詳細にレベル分けされるように変わりました。
これまでだと、51%も79%も同じ黄色で表示されていましたが、このアップデートにより具体的なマッチ度の数値もわかるようになりました。
まとめ
はじめはAIエンジンの提供元であるdotin社 が開発したインターフェースや機能がもとになっていたカラタレですが、日本国内のユーザー様のご意見をもとに、より日本のHRに適した形へとカスタマイズしています。
下記ページではより詳しく「カラタレ」の機能についてご説明しておりますので、あわせてご覧ください。
次回は、そんなカラタレをどう使うのか、人事課題への活用例についてご紹介できればと思います。お楽しみに!!