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"次世代"産業IoTスイッチ Cisco Catalyst IE 3x00 ご紹介

IIoT ソリューション担当の久保田と申します。

今回はIEシリーズの新製品、Catalysy IE 3x00シリーズについてご紹介します。

Cisco Catalyst IE 3x00 紹介ページより引用



Catalyst IE 3x00 シリーズの概要(IE 3200 / 3300 / 3400)



Catalyst IE3x00シリーズは過酷な環境下での利用を想定した"産業IoT"特化のスイッチです。従来からIE 1000/2000/3000/4000といったラインナップがございましたが、従来品の「痒いところに手が届かない」仕様から、より拡張性を強化し生まれ変わった製品となっております。

Catalyst IE 3x00シリーズは正確にはIE3200 / 3300 / 3400の3シリーズに分類されます。
IE3200は固定式ポートを採用しており、型番はシンプルに2つしか存在しません。これに対してIE3300とIE3400はモジュラ式ポートを採用しているため、より柔軟なポート数(モデル)を選択することが出来ます。


Catalyst IE 3x00 ハードウェアモデル一覧


IE 3200 シリーズ(固定式ポートタイプ)

      


IE 3300シリーズ(モジュラ式ポートタイプ)

IE 3300シリーズ 対応モジュール


IE 3400シリーズ(モジュラ式ポートタイプ)

IE 3400シリーズ 対応モジュール

Cisco社 データシートより引用


Catalysy IE3x00シリーズでは、全てのモデル、全てのポートでFull Gigabit Ethernetを搭載しております。従来のIE2000 / 3000 / 4000以上に痒いところに手が届きやすいモデル展開となりました。


Catalyst IE 3200/3300/3400 それぞれの違いは?

IE3200シリーズは固定式ポートタイプなので、明確にIE3300/3400との差別化ができています。
では、IE3300とIE3400の違いは何でしょうか?ハードウェアを比較してみると、最大ポート数は両シリーズとも26ポートと違いがありません。しかしIE3300は最大26ポートのPoE/PoE+ポートを利用できるのに対し、IE3400はPoE/PoE+に対応しておりません。(PoE/PoE+対応モジュールを利用してもPoE利用不可)
これだけですとIE3400の強みが見えてきませんが、IE3400はソフトウェア面で今後豊富な機能への対応が予定されているので、高機能重視の場合はIE3400が選択肢に入ってくるでしょう。


Catalyst IE 3x00 のハードウェア特徴



冗長直流電源入力に対応

2系統の直流(DC)電源冗長入力に対応しております。



最大480WのPoE電力供給容量(IE 3300)

IE-3300-8P2S (本体)とIEM-3300-16P(モジュール)を組み合わせれば、最大480WのPoE利用が可能に。(モジュール合わせた24ポートすべてに15.4W供給 or 16ポートに30W供給)

SD Card による装置交換作業の簡素化

SD CardにIOS起動イメージと起動に必要な全ての設定ファイルが書き込まれる為、機器故障時にゼロタッチでの交換が出来ます。

※SD Card はオプションのです。機器本体にはデフォルトで同梱されません。







Catalyst IE 3x00 のソフトウェア特徴



進化したWeb UI

Catalyst IE 3x00 のWeb UIはCatalyst 9200シリーズなどと同様のWeb UIを実装しました。
従来のIEシリーズと比較し、より洗練されたUIとなっております。



もちろん使える、Express Setup

従来のIEシリーズでおなじみのExpress Setupが利用可能です。このExpress Setupを利用すればいちいちCLIでスイッチの初期設定をすることなく、すぐにWebブラウザを利用したGUIコンソールを利用できるようになります。



電源断をネットワーク管理者に通知、Dying gasp

Dying gasp機能を利用すれば、IE 3x00スイッチへの通電が予期せぬタイミングで途絶えたとしても、通電が完全に途絶える前にSNMP-Trap や SyslogメッセージによるDying gaspメッセージを送信することができます。これにより迅速な被疑機器特定が可能となります。


IOS-XEを搭載

Catalyst IE 3x00シリーズはIOS-XEで動作します。Catalyst 9Kシリーズと同様のOSとなり、他の新製品同様、OSの一貫性が高まりました。



利用シーン


Catalyst IE 3x00シリーズは、鉄道や電力といった業界特有の大変厳しい国際規格への準拠もされているので、製造業や社会インフラを中心とした様々な環境下での利用が可能です。



おわりに


いかがでしたでしょうか。より拡張性が高くなったCatalyst IE 3x00シリーズは明確に過去のモデルと比較して強みがある製品に仕上がっています。産業IoTの領域での提案機器をお悩みの際、検討してみてはいかがでしょうか。

久保田 泰章(くぼた やすあき)

久保田 泰章(くぼた やすあき)

ネットワンパートナーズ セールスエンジニアリング部 SE2チーム所属。 海外鉄道業界向けIIoTソリューション構築の経験を経て、2018年にネットワンパートナーズへ入社。以後IIoTソリューション担当として従事。

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